【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ブックオフグループ・ホールディングス(本社・神奈川県相模原市)は9日、マレーシア法人のBOKマーケティングが、セランゴール州ラワンにリユース店舗「ジャラン・ジャラン・ジャパン(JJJ)」の6号店を2日にオープンしたと発表した。
同社はマレーシアにおいて、2016年11月に1号店をオープン。それ以来、年2店舗のペースで出店を続け、6店舗累計で、延べ3,000坪以上の売場面積、100万点以上の商品を常時陳列する規模となった。今後も出店による営業基盤の拡大を進め、2ー3年後の10店舗体制を目指す方針だ。
「JJJ」は「マレーシアにいながら、気軽に日本の雰囲気を楽しんでほしい」という思いの下で、約500坪の売場にアパレル・生活雑貨・ベビー用品・おもちゃ・ホビー・スポーツ用品・楽器・家具・アクセサリー等、すべて日本で使用された約20万点の商品を陳列し、毎月6万人超(レジ通過ベース)の顧客が利用している。
BOKマーケティングでは、ブックオフグループの強みである人財育成を取り入れており、積極的な現地従業員の採用を進めてきた。現在では、現地従業員の店長(マネージャー)が店舗運営、新規採用時における研修を行っている。また新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中の店舗営業については、政府が要請する指導マニュアルに基づき、店内のお客様、従業員に対する安全を第一に考え、消毒や入場制限などの感染防止対策の徹底をしている。