【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は9日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,764人増加したと発表した。1月13日から27日ぶりに2千人台に減少した。アクティブ感染者数は5万841人で、累計感染者数は24万8,316人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く862人だった。それに▽ジョホール州(521人)▽クアラルンプール(KL、422人)▽マラッカ州(203人)▽サバ州(180人)▽ペナン州(119人)▽サラワク州(111人)▽ネグリ・センビラン州(99人)▽クランタン州(62人)▽ケダ州(59人)▽ペラ州(40人)▽トレンガヌ州(34人)▽パハン州(32人)▽プトラジャヤ(10人)▽ラブアン(10人)ーーが続いた。ペルリス州はゼロだった。新たに3,887人が退院し、累計治癒者は19万6,566人となった。死者数は13人増えて、累計で909人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は8日の死亡者数がこれまでで最も多い、24人となったと明らかにした。うち21人がマレーシア人、3人が外国人だった。
一方でノール事務次官は、新たに13カ所のクラスターを確認したと発表した。11カ所が工場、建設現場など職場に関連するクラスターで、残りはのコミュニティーで起きたクラスターだった。
セランゴール州とジョホール州でそれぞれ4カ所、KLとサバ州、トレンガヌ州、サラワク州、ネグリ・センビラン州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。