【クアラルンプール】建設業開発局(CIDB)は行動制限令(MCO)の標準的運用手順(SOP)に違反した建設現場15カ所に業務停止を命じた。
ファディラ・ユソフ上級相(公共事業相)の発表によると、1月13日にMCOが再導入されて以降、1,022の建設現場を立ち入り検査し、15カ所で違反を確認したという。
住環境、相手との物理的距離、マスク着用で違反があった。ファディラ氏によると、建設業における陽性反応者の過半はSOPに違反していることが分かっており、汚い宿舎、過密が原因だ。建設会社にはSOP厳守が求められるという。
パンデミック第三波の昨年9月20日から今年2月12日までの期間に852カ所のクラスター(集団感染)が発生しており、うち527カ所が職場クラスターだ。
(ベルナマ通信、マレーシアン・リザーブ、2月15日)