【東京=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)は5日、マレーシア貿易開発公社(MATRADE)と貿易促進に関する協力覚書を締結したと発表した。
訪日中のアズミン・アリ上級相(兼通産相)と梶山弘志 経済産業相が同日行なわれた署名式に立ち会った。
ジェトロとMATRADEによる2016年11月に締結した従来の協力覚書を踏まえ、昨今の企業ニーズを反映し、デジタル時代に合わせて一部内容を更新、改めて協力内容を確認した。優れたデジタル技術やサービスを有するマレーシア企業と日本企業との協業を推進し、マレーシア企業による日本でのビジネス展開を連携し支援していく
具体的には、▽両国における、ミッション派遣、商談会、セミナー、ワークショップ、展示会・見本市、その他のプロモーションを通じた貿易促進▽両国における、ハラル製品及びサービス促進に向けた事業の連携▽両国企業に対し、日本及びマレーシアの輸出促進機会に資する情報交換及び情報発信▽マレーシアの日本への輸出・対日投資増加の協力及び、日本とマレーシア企業によるデジタルトランスフォーメーション分野における連携拡大のための取り組み——を行なう。