【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は、26日に確認された新型コロナウイルス「Covid-19」新規感染者の92%がワクチン未接種だったと発表。ワクチンの感染予防効果は明らかだとして、まだ受けていない国民に接種を急ぐよう呼び掛けた。
同日の新規感染者数は1万4,516人で、1日の感染者数でこれまでで最も多かった25日の1万7,045人から大幅に減少した。最も重症だと診断されたカテゴリー5の95人については、97.9%がワクチンを接種していなかった。カテゴリー4(酸素吸入が必要)の77人についても、ワクチン未接種が85.7%を占めた。
このほかカテゴリー3(肺炎の症状)の83人については67.5%が未接種、カテゴリー2(軽度の症状)の7,045人については87.6%が未接種、カテゴリー1(無症状)の7,216人については95.6%が未接種だった。
入院しているコロナ患者のほとんどがカテゴリー3から5の中・重症患者で、カテゴリー1、2は要件を満たすことを条件に自宅隔離が認められている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、7月26日)