【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 UMWグループと三井物産、マレーシア・グリーンテクノロジー・気候変動センター(MGTC)は27日、グリーンイノベーションと持続可能エネルギー活動における三者協力覚書を締結した。署名式には在マレーシア日本大使館の岡浩大使、トゥアン・イブラヒム環境・水相が立ち会った。
二酸化炭素排出量削減目標に基づきマレーシア政府が掲げるイニシアチブに沿ったもので、低炭素都市フレームワーク、持続可能な消費と生産、水素経済に関連する分野を含むグリーンイノベーションと持続可能なエネルギープログラムなどで協力する。
UMWグループは、再生可能エネルギー・セクターと低炭素モビリティの活動の機会を模索し、調整・促進・サポートを行なう。水素経済やそのエコシステム、関連するグリーンテクノロジーに関連する分野に重点を置く。
三井物産は、革新的な技術開発を活用して生産と商業化に関する情報とアドバイスを提供し、MGTCはUMWグループとMITSUIの両方にコンサルティングとアドバイザリーサービスを提供する。
三者は互いの専門知識と知識を活用して、イノベーション、技術デモンストレーション、バリューチェーンの開発、グリーン製品とサービスの商業化を加速していく。