新型コロナ感染者は新たに862人、673人がサバ州で感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は20日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から862人(うち2人が海外で感染した帰国者)増えて、2万2,225人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(673人)▽セランゴール州(132人)▽ケダ州(17人)▽ペラ州(9人)▽ペナン島(8人)▽クアラルンプール(KL、7人)▽ラブアン(6人)▽ネグリ・センビラン州(6人)▽ジョホール州(1人)▽サラワク州(1人)▽クランタン州(1人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。新たに634人が退院し治癒者数は1万4,351人に増加した。死者数は3人増えて193人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、19日に新たなクラスターが発生し、国内のアクティブクラスターが87つに上った。同日に確認されたクラスターは▽マラッカ州マラッカテンガ、アローガジャ、ジャシンの「ブキ・クラスター」(感染者数は15人)▽セランゴール州フルランガットの「ヘンティアン・クラスター」(同7人)ーーの2つ。
ジョホール州のハスニ・モハマド首相は19日、同州における1日あたりの検査能力を1万ー3万件に増強すると明らかにした。保健省によって承認された9つの民間研究所において、1万ー3万件を実施する準備ができているとし、マレーシアーシンガポール間の通勤者を対象とした「定期通勤申し合わせ」(PCA)および業務渡航・公務出張者を対象とした「相互グリーン・レーン」(RGL)の下で国境を行き来する人々のスクリーニング検査を実施すると述べた。PCAとRGLの利用者数は13日時点で、それぞれ8,077人と1,355人に上るという。

新型コロナ感染者は新たに865人、累計で2.1万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は19日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から865人(うち7人が海外で感染した帰国者)増えて、2万1,363人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(643人)▽セランゴール州(107人)▽ラブアン(34人)▽ペナン島(26人)▽ペラ州(18人)▽マラッカ州(16人)▽クアラルンプール(KL、7人)▽ネグリ・センビラン州(4人)▽プトラジャヤ(3人)▽ケダ州(3人)▽ジョホール州(2人)▽パハン州(1人)▽トレンガヌ州(1人)ーーとなった。新たに455人が退院し治癒者数は1万3,717人に増加した。死者数は3人増えて190人になった。
基本再生算数(R0)について、保健省のノール・ヒシャム事務次官は同日、感染第3波の発生時に記録した2.2から約4週間で1.5に低下したと明らかにした。R0が2.2を維持した場合、10月31日には1日の新規感染者数が最大5,000人に上る可能性があったが、現行の1.5であれば同日までの感染者数が多くても1,200ー1,300に止まるという。第2波発生時のR0は3.5だった。
また国内の感染者については、約70ー80%がレベル1または2の無症状もしくは軽い症状であると言明。感染者数が最も多いサバ州も同様に80%近くが無症状だと強調した。レベル1は陽性反応が出ても症状が全く出ていない、2は軽い症状、3が肺炎の症状、4は呼吸困難を来している状態を表す。
ノール事務次官によると18日に新たなクラスターが発生した。▽サバ州コタキナバルで「ケパヤン刑務所クラスター」(49人)▽ネグリ・センビラン州レンバウとラブアンで「バーラヤンガン・クラスター」(感染者数は13人)▽セランゴール州クアラランガットとクランで「オート・クラスター」(同8人)▽ペナン州セベランプライで「アルマ・クラスター」(同7人)ーーの4クラスターが発生したことで、同日時点の国内のアクティブクラスターは85つ上った。

セランゴール州の感染収束、4—6週間かかる可能性も

【クアラルンプール】 14日付けで条件付き行動制限令(CMCO)が発令されたセランゴール州について疫学専門家のアワン・ブルギバ博士は、標準的運用手順(SOP)を遵守した場合であっても、新規感染者数が減少に転じるのに4—6週間かかる可能性があると指摘した。
マラヤ大学で副学長を務めるアワン・ブルギバ博士は、セランゴール州での感染速度は速いものの感染者数のベースが大きくないため新規感染者数がそれほど多くないが、新規感染件数に比べると治癒件数が少ないと指摘。現状では14日間の期限付きとなっているCMCOを解除するために必要な感染速度の低下や新規感染者数の低下の基準を見極めるのは難しいと指摘した。
また最近の感染拡大の多くがサバ州から戻った人を介したものであることについて、「多くの人が自宅における監視対象となる前の9月中にすでに戻っており手遅れ。多くが無症状のため無意識に拡散した可能性があり追跡は不可能」と言明。問題はSOPやCMCOそのものではなく住民がいかにSOPを厳しく守るかであり、全員がSOPを守ればCMCOも機能するだろうと述べた。
一方、13日にCMCOが発令されたサバ州についてはまだ感染ピークを過ぎていないとした上で、向こう2週間が非常に重要だと指摘。期間中に拡大を抑制できれば横ばいになってその後は下降に向かうとし、6—8週以内に改善がみられることが期待されると述べた。ただ重症患者が急増していることが懸念材料であり、集中治療室のキャパシティなど同州の医療体制を圧迫する可能性があるとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月15日)

新型コロナ感染者は新たに589人、サバ州が最多で304人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は15日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から589人(うち3人が海外で感染した帰国者)増えて、1万8,129人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(304人)▽セランゴール州(150人)▽ペラ州(52人)▽ケダ州(31人)▽ペナン島(16人)▽ネグリ・センビラン州(11人)▽クアラルンプール(KL、10人)▽ラブアン(6人)▽サラワク州(4人)▽マラッカ州(2人)▽クランタン州(2人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。新たに409人が退院し治癒者数は1万2,014人に増加した。死者数は3人増えて170人になった。
セランゴール州のぺタリン地区防災管理委員会は同日、バンダル・ウタマにある1ウタマ・ショッピング・センターが11ー12日の2日間かけて6,000人を対象に実施したスクリーニング検査において、105人の感染者を検出したと明らかにした。うち79人は警備員、18人が掃除スタッフで、8人がモールのテナントスタッフだった。感染したテナントスタッフは、カジュアルレストラン「テー・タリク・プレイス」で6人、「ダイソー」とクッキーショップの「C&Cクッキーズ」でそれぞれ1人検出された。「ダイソー」の労働者はマレーシア人で、それ以外は外国人だった。

新型コロナ感染者は新たに660人、サバ州では429人が感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から660人(うち6人が海外で感染した帰国者)増えて、1万7,540人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(429人)▽ケダ州(113人)▽セランゴール州(68人)▽ペナン島(17人)▽クアラルンプール(KL、12人)▽ラブアン(8人)▽ジョホール州(3人)▽ペラ州(3人)▽サラワク州(3人)▽マラッカ州(2人)▽ネグリ・センビラン州(1人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。新たに233人が退院し治癒者数は1万1,605人に増加した。死者数は4人増えて167人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、国内で発生している23つのクラスターが、サバ州からの入州者に関連していることが分かった。保健省は9月22日ー10月13日間において、サバ州からの入州者1万8,478人のスクリーニング検査を実施。うち394人の感染者を検出した。感染者の228人(57.9%)は9月22日ー27日間、残り166人は9月28日以降にそれぞれ確認された。
保健省は9月27日からすべてのサバ州からの入州者に対して、検査受診および結果が出るまでの自宅隔離措置を発令し、10月11日以降においては14日間の自宅隔離を命じている。

14日より首都圏でCMCO、経済活動維持を保証

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は13日、首都圏クランバレー(セランゴール州、クアラルンプール=KL、プトラジャヤ)を対象に14日深夜零時付けで発令される条件付き行動制限令(CMCO)に関する詳細を発表。すべての経済活動はこれまで通り行なうことができると保証した。実施期間は27日までの14日間。

  州や地区を跨いでの移動は緊急時を除いて原則禁止。CMCO外に出ることも原則禁止となる。ただ州や地区を跨いで通勤する場合には雇用主が発行した雇用証明書を提示すれば通行可能となる。CMCO指定外からの通勤も同様で、例えばネグリ・センビラン州セレンバンからプトラジャヤへの通勤も証明書があれば可能となる。またCMCO指定外の州から別の指定外の州へ移動する際にCMCO指定域を通過する場合、最寄りの警察署で許可を取る必要がある。

  飲食店を含む事業所の営業時間については、これまで通り午前6時から午後10時まで認める。ただ飲食店で飲食する場合には1テーブルに2人までとし、デリバリーやテイクアウトを奨励する。給油所の営業は午前6時から午後10時まで。路線バスや軽便鉄道(LRT)、タクシー、配車サービスもこれまで通り認める。タクシーや配車サービスは乗客2名までとする。ただし労働者の送迎バスは通常通りの運行がみとめられる。

  公益市場は午前6時から午後2時まで、卸売市場は午前4時から午後2時までとする。政府行事や公式・非公式行事、結婚披露宴や集会などの民間のイベントの開催は認めない。礼拝所での礼拝は最大6人まで認める。

  首都圏でのCMCO実施についてムヒディン・ヤシン首相は同日、メディアと行なったバーチャル記者会見の中で、人の移動を制限することで感染拡大を防止しつつも経済活動は全面的に認めるという正しい方向性だとして、国家安全委員会(NSC)の決定を評価した。

新型コロナ感染者が新たに660人、サバ州では443人感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から660人(うち2人が海外で感染した帰国者)増えて、1万6,880人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(443人)▽セランゴール州(76人)▽ケダ州(60人)▽ペナン島(23人)▽ラブアン(19人)▽ペラ州(16人)▽ジョホール州(10人)▽クアラルンプール(KL、10人)▽ネグリ・センビラン州(2人)▽パハン州(1人)ーーとなった。新たに350人が退院し治癒者数は1万1,372人に増加した。死者数は4人増えて163人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると12日時点で新たなクラスターが6つ検出された。そのうちの▽セランゴール州ぺタリンの「トロピカナ・ゴルフクラブ&カントリー・リゾート」が関連する「トロピカナ・クラスター」▽プトラジャヤの「カスツーリ・クラスター」▽KLのチェラスの「ペルダナ・クラスター」ーーの3つのクラスターは、サバ州からの入州者が関連する。感染者数は12日時点でそれぞれ23人、18人、9人となった。セランゴール州フル・ランガットとKLのチェラスが関連する「バイドゥリ・クラスター」は感染者数が18人。サバ州ケニンガウの「コロン・クラスター」とマラッカ州マラッカ・セントラルおよびジョホール州ジョホールバルが関連する「リンティング・クラスター」はそれぞれ8人に上った。
14日より条件付き行動制限令(CMCO)の対象エリアとなるセランゴール州、KL、プトラジャヤについてノール事務次官は、各地の感染者数が100人未満に止まっているが他の地域に拡散させるおそれがあるとし、感染拡大を防ぐための鍵になると言明。イエローゾーンからレッドゾーンへ引き上げる前にCMCOを実施する必要があると述べた。

新型コロナ感染者は新たに563人、291人がサバ州で感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は12日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から563人(うち1人が海外で感染した帰国者)増えて、1万6,220人になったと発表した。
州別の感染者数は▽サバ州(291人)▽ペナン島(141人)▽セランゴール州(69人)▽クアラルンプール(KL、28人)▽ネグリ・センビラン州(12人)▽ケダ州(10人)▽ペラ州(4人)▽ジョホール州(2人)▽ラブアン(2人)▽プトラジャヤ(2)▽マラッカ州(1人)▽サラワク州(1人)ーーとなった。新たに109人が退院し治癒者数は1万1,022人に増加した。死者数は2人増えて159人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は11日、同日時点の実効再生産数(RT)が1.3(1人の感染者から1.3人に感染する可能性を示す)となり、感染第3波発生時に記録した2.3から大幅に減少したと言明。31日までにRTを0.3に減少させ、感染曲線の平坦化を図ると述べた。RT1.3を維持した場合、31日まで新規感染者数はゆっくりと増加するとの見方を示した。
また新型コロナの検査件数については、1,000人あたりの実施数が51.96件で陽性率が0.8%に止まるとし、韓国(検査件数は同46.41件、陽性率が1%)とほぼ同一であると述べた。検査件数が最も多い国は豪州とニュージーランドで、検査件数はそれぞれ同309.61件と同205.7件、陽性率はそれぞれ0.3%と0.2%だという。
ノール事務次官によると11日時点で新たなクラスターが5つ発生した。クラスター内の感染者数はそれぞれ▽「カシ・クラスター」が34人(サバ州)▽「スラト・クラスター」が25人(同)▽「スンガイ・ウェイ・クラスター」が18人(セランゴール州)▽「カザナ・クラスター」が14人(サバ州)▽「バハ・バンドル・クラスター」が3人(ラブアン)ーーとなった。これで国内のアクティブクラスターは59つに上った。

首都圏に条件付き行動制限令を発令、14日より2週間

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は12日、セランゴール州、クアラルンプール(KL)、プトラジャヤを14日午前零時より条件付き行動制限令(CMCO)対象エリアに指定すると発表した。期間は今月27日まで。
期間中は地区を跨がる移動は原則禁止される。経済活動については通常通り認められる。このため地区を跨いで通勤する被雇用者は雇用主より発行された証明書を提示する必要がある。また必需品の購入のために外出する場合は、2人までとする。

首都圏クランバレーとプトラジャヤのすべての学校、幼稚園、公園、宗教施設は、14日付けで閉鎖される。スポーツ活動、社会・文化活動、結婚披露宴は禁止。国家安全委員会(NSC)は近く、詳細な標準的運用手順(SOP)を発表する。

新型コロナウイルス「Covid-19」感染者増加でセランゴール州クラン地区南部がCMCOに指定されたが、隣接するペタリン地区、またそれに隣接するKLでも感染者が増加しており、住民の間で懸念の声が高まっていた。

テナントの店員から二人の感染者を出したペタリンジャヤの「ワン・ウタマ」ショッピングセンターは11日より1週間閉鎖となり、従業員やテナントの店員向けにスクリーニングを実施した。14、15日には地区保健局がスクリーニングを実施する予定だ。

従業員宿舎でクラスターが起きている「トロピカナ・ゴルフクラブ&カントリー・リゾート」は、12日付けで2週間の強化行動制限令(EMCO)エリアに指定された。感染者数は12日までに23人に上っている。

11日はペタリンジャヤと隣接するKLでも「バングサ・ショッピング・センター」でテナント従業員1人から感染者が出た。「ミッドバレー・メガモール」と「ザ・ガーデンズ」でも同日、テナント従業員から感染者が出たため、3店舗が閉鎖された。