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タイ・シンガポールとの国境規制、さらに緩和へ

【クアラルンプール】 マレーシア政府は6月30日、シンガポールおよびタイとの国境閉鎖措置を緩和すると発表した。
イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)によると、ペルリス州パダン・べサルとケダ州ドリアン・ブルンにある出入国・通関・検疫・保安(ICQS)複合施設でそれぞれの国境の解放が再開するが、入国可能な車両は貨物および商用車に限定される。
なお、シンガポールからの帰国を希望するマレーシア人は、入国時に義務付けられていた渡航許可である「マイパス(MyPass)」への申請が不要となる。詳細は近く発表する予定だ。
イスマイル上級相は同日、復興のための行動制限令(RMCO)下において規制に違反したとして39人を拘束し、うち36人に罰金を科したと明らかにした。14人が社会的距離を遵守せず、5人はパブやナイトクラブにいたため拘束したと説明。また標準的運用手順(SOP)に順守していなかった5カ所の建設現場に警告を発したと述べた。
海外からの帰国者については、インドネシア、シンガポール、エジプト、カタール、オランダから帰国した456人、ジョホール州を経由し入国した161人のマレーシア人に対し、自宅での自己隔離措置を命じていると言明。自宅隔離の対象者1,006人は規則を遵守しており、違反者は出ていないと明らかにした。
(フリー・マレーシア・トゥデー、6月30日)

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