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クリム空港建設計画、68億リンギにコスト増の見込み

【アロースター】 ケダ州で計画されているクリム国際空港(KXP)建設計画のコストについて、ムスタパ・モハメド首相府相(経済担当)は、当初の見通しを大きく上回る68億リンギが必要との見方を示した。

 土地取得費用が25億リンギ、滑走路とターミナルの建設費及び関連工事の費用が25億リンギに上り、加えてクリムからスンガイ・プタニを結ぶアクセス高速道路の建設に18億リンギかかる見通しだ。

 連邦政府とケダ州政府の間で建設コストや資金調達の方法に関する協議が行なわれたが、資金調達については借り入れで賄うか民間資金を用いるかはまだ決まっていないという。

 建設・運営を手掛けるKXPエアポートシティ・ホールディングスは、今年2月にフランスの空港運営業者、アエロポール・ド・パリ・アンジェニエリ(ADPI)を開発マスタープラン作成業者に指名した。

 KXPの建設計画は昨年2月に連邦政府から承認を受けており、当初の見積りでは総工費は16億リンギ。昨年8月に発表された来年度予算案ダイアログの資料ファイルに含まれていたKXP計画では、2本の滑走路を持つ空港として紹介されている。

(ベルナマ通信、7月2日)

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