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CMCO指定のクラン南部住民、雇用証明にて出入可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 セランゴール州警察のノール・アザム・ジャマルディン本部長は、条件付き行動制限令(CMCO)に指定された同州クラン地区南部の住民に対し、業務のために出入りする必要がある場合には雇用者が出した証明書があれば警察の許可証は不要になると明らかにした。

雇用者の証明書や雇用パスが無い場合は、クラン南署、クラン北署、シャアラム警察本部のフェイスブックもしくは道路封鎖を行なっている検問所で通行証の申請フォームを入手することができる。道路封鎖はバユ・ペルダナ、スリ・アンダラス、ブキッ・ティンギで行なっている。

CMCOと他の地域の往来は原則、必需品配送目的にのみ限定されている。ウィー・カション運輸相は労働者輸送用車両を含め商用車については標準的運用手順(SOP)の遵守を条件に通常通り通行を許可すると述べている。

クラン地区南部では9日午前零時からCMCOが発令され、北部のカパール準地区を除いた地域が22日まで14日間、外部との往来が禁止された。CMCO指定区域に入ったのはバンダル・クラン(クラン中心街)など36のエリア。

■サバ州7エリアでロックダウン■

イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は9日、すでに一部地域対象の強化行動制限令 (TEMCO)に指定されているサバ州クナック及びセンポルナにある合計7つのエリアを強化行動制限令(EMCO)に指定すると発表した。実施は10月11日付けで、期間は24日まで。

このほかケダ州ポコック・セナ刑務所一帯も11日付けでEMCOに指定される。すでにEMCOに指定されているサバ州タワウ刑務所は25日までEMCO指定が延長される。

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