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プロトン工場でクラスター発生、「X50」発売には影響なし

【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスの本社があるセランゴール州シャアラムの組立工場で新型コロナウイルス「Covid-19」のクラスターが発生。従業員50人の感染が確認されたが、プロトンは年内に予定している新型車「X50」の発売及び生産には影響は出ないとしている。最初の感染者は研究開発部門のスタッフで、残り49人はエンジニアリング部門のスタッフだった。
プロトンは声明を発表し、「当初は発表会の開催を予定していたが、状況にそぐわないと判断し大幅に規模を縮小してバーチャルで行なうことを決定した」と言明。「X50」については「X70」と同じくペラ州タンジョン・マリム工場で組み立てるとし、「エンジニアリング部のスタッフを隔離する必要があったが、生産量に影響はないと考えている」と回答した。
「X50」はBセグメントのスポーツ車(SUV)で、中国・吉利汽車の「Binyue(繽越)」(海外での名称はクールレイ)をベースとしたモデル。9月15日の予約受付開始からわずか2週間で予約数は2万台に達した。
(マレー・メイル、ソヤチンチャウ、10月20日)

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