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ワクチンの安全性確認、ムヒディン首相が最初に接種へ

【クアラルンプール】 ムヒディン・ヤシン首相は、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンについて、自らが最初に接種を受けて効果や安全性を国民に保証すると言明した。続いて医療関係者が接種し、その後に高齢者、非感染性疾患、慢性呼吸器疾患のある高リスクグループに続くと述べた。
ムヒディン首相は22日に行なわれたテレビ演説の中で、特別ワクチン供給アクセス保証委員会がワクチン供給管理を行なうと指摘した上で、米ファイザーからの100万回分のワクチンの第一陣が早ければ2021年2月までに供給され、医療従事車や高リスクグループへの接種が始まるとの見通しを示した。ワクチンの効果と安全性については、保健省の国家医薬品規則庁(NPRA)が監督を続ける。
ファイザーとは11月24日に総人口の20%に相当する640万人に行き渡る1,280万回分の供給契約を、英アストラゼネカとも21日に同じく640万回分の供給契約を結んだ。マレーシアはワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」への参加も決めており、人口の40%に相当する分をすでに確保した。また科興(シノバック)、康希諾(カンシノ)、ガマレヤ(ロシア)との間でも交渉が最終段階に来ており、供給量をl人口の80%に相当する2,650人分の確保する見通し。目標としていた70%を突破した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、マレー・メイル、エッジ、12月22日)

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