【クアラルンプール】 野党連合・国民同盟(PN)の中核政党・統一プリブミ党(
立候補締め切りまでに対立候補が出なかったため、
また3人のポストがある党首補選には、
このほか婦人部長選では、現職のリナ・
(ザ・スター電子版、マレーシアン・リザーブ、マレー・メイル、
【クアラルンプール】 野党連合・国民同盟(PN)の中核政党・統一プリブミ党(
立候補締め切りまでに対立候補が出なかったため、
また3人のポストがある党首補選には、
このほか婦人部長選では、現職のリナ・
(ザ・スター電子版、マレーシアン・リザーブ、マレー・メイル、
【クアラルンプール】 10月18日に下院議会に上程される2025年度予算案の基本方
その上でアミル氏は、「政府の方針は国民に還元することであり、
アミル氏はまた、
アミル氏はさらに、政府系投資会社(GLIC)
(マレーシアン・リザーブ、エッジ、ベルナマ通信、10月3日)
【クアラルンプール】 アンワル・イブラヒム首相は1日、
アンワル氏によると、クラウド政策は、▽行政サービスの革新・
行政を近代化し、行政サービスの提供をスムーズにする。
アンワル氏は国家AI事務所を12カ月以内に設ける意向も表明し
アンワル氏は「マレーシアを生成AIのハブとしたい。
(ザ・スター、10月2日、エッジ、マレー・メイル、フリー・
【クアラルンプール】 ジョホール州議会マコタ選挙区の補欠選挙の投開票が9月28日に行われ、与党連合・希望同盟(PH)と協力関係にある国民戦線(BN)が擁立したサイド・フセイン・サイド・アブドラ氏(統一マレー国民組織=UMNO)が79.21%の得票率で地滑り的勝利をおさめた。
同補選は8月2日にシャリファ・アジザ・サイード・ザイン議員(享年63、UMNO)が病気で死亡したことを受けたもの。野党連合・国民同盟(PN)が擁立したモハメド・ハイザン・ジャアファル氏(統一プリブミ党=PPBM)との与野党一騎打ちとなったが、ハイザン氏は20.79%の得票にとどまった。
2022年3月12日に行われたジョホール州議会選挙では、マコタ選挙区はPH、PN、BN――の3政党連合が擁立した候補による三つ巴の争いとなったが、BNに所属する故シャリファ氏が得票率45.86%で当選していた。BNは、2022年11月の総選挙後にPHを率いるアンワル・イブラヒム政権の樹立に協力し、現在は与党連合と共闘関係にある。
(フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、9月28日)
【プトラジャヤ】 ファディラ・ユソフ副首相は20日、「人工知能(AI)のガバナンスと倫理に関する国家ガイドライン(AIGE)」を発表。政策立案者、AI企業、利用者が倫理基準を守るための枠組みだとした。
ファディラ副首相は、AIGEは「安全で倫理的、かつ公共の福祉を重視したテクノロジーのエコシステムを確立する」という政府の取り組みの一環だと強調。安全性、プライバシー、自由、人権への配慮が含まれており、AIの開発・利用のあらゆる段階で透明性、説明責任を確保し、公平性・公正性を損なわないようにするとした。また、AIシステムによるデータの収集、保存、利用の方法を含め、個人のプライバシー権を尊重し保護していくとし、AIは新たな雇用機会を生み出し生産性を向上させる可能性がある一方、特定の分野における労働機会を奪う可能性があるため、引き続き警戒していくとしている。
チャン・リーカン科学技術革新相は、AI法案の策定には時間がかかるため、それまでの間のガイドラインとしてAIGEが機能することを期待すると述べた。
ゴビンド・シン デジタル相は、AIGEは、「2024年サイバーセキュリティ法」や、「2010年個人データ保護法」など、既存の法律を強化するものであり、デジタル省は年内に公共機関間のデータ共有を規制するためのデータ共有法案の草案も提出する予定だと述べた。
(マレー・メイル、エッジ、ベルナマ通信、9月20日)
【テメルロー】 イスラム原理主義政党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)パハン州支部は、2028年2月までの実施が予定されている次期総選挙で、同州政権を奪取した際には賭博ビジネスを禁止すると言明。同州屈指の観光地、ゲンティン・ハイランドのカジノを廃止する方針を明らかにした。
州支部のアンダンスラ・ラブ副支部長は、いかなる決定も関連する法的枠組みに従う必要があり、州政府の権限内に限定されると言明。「たとえばゲンティン・ハイランドのカジノは法律上、州政府で自由にできない可能性があり、連邦政府の介入が必要になる可能性がある。そのため我々の行動が制限される可能性がある」と速やかに実現できるかは定かでないとの見方を示した。
クランタン州とトレンガヌ州は、それぞれ1990年と2020年に、あらゆる形態のギャンブルを禁止した。ケダ州は2023年以降、認可ギャンブル活動を事実上すべて禁止し、ペルリス州も今年3月から、ギャンブル施設への営業許可の発行を停止し、事実上の廃業に追い込んだ。
パハン州は現在、国政与党連合を結成している国民戦線(BN)と希望同盟(PH)の連立政権が率いている。 2022年11月の前回総選挙(GE15)では、BNは17議席、PHは8議席を獲得し、PASが中心となった野党連合・国民同盟(PN)も17議席を獲得した。
(マレー・メイル、エッジ、9月15日)
【ウラジオストク/クアラルンプール=アジアインフォネット】 南シナ海の排他的経済水域(EEZ)内でマレーシアが進めている石油・ガス探査について今年2月に中国から抗議文が送られてきた件で、アンワル・イブラヒム首相は、中国の主張に関係なく探査を継続する意向を示した。
ロシアを公式訪問中のアンワル首相は、マレーシアの探査活動は自国の領土内で行われており、友好関係にある中国に対して挑発的・敵対的な意図はないと強調。「我々は自国の海域で活動し、自国の領土内で石油掘削を含む経済的優位性を確保する必要がある」とした上で、「我々は(中国との)協議の可能性を否定したことはない。しかしそれは我々の領海での活動を停止しなければならないという意味ではない」と正当性を主張した。
8月29日付けで中国が抗議文を在中国マレーシア大使館に送付したと報じたのは、南シナ海を巡って中国と対立を深めるフィリピンの「デイリー・インクワイアラー」紙。これを受けてマレーシア外務省は、中国外務省との外交機密文書の漏洩があったとして調査する考えを明らかにした。
報道を受けてアンワル首相は、詳細は伏せた上で、中国がマレーシアに対して石油探査活動を停止するよう1、2通の抗議文書を送ってきたことを認めたが、マレーシア政府は引き続き北京に自国の立場を説明していくと強調した。アンワル政権は経済面を中心に親中政策をとっており、国内的には南シナ海問題では弱腰との批判にも晒されている。
南シナ海について中国は、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、台湾、ベトナムが主張するEEZのほぼ全域の主権を主張している。国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、マレーシアの南シナ海のEEZ内で石油・ガス田の開発を行っており、近年、中国の巡視船と何度も接触している。
ハーグの常設仲裁裁判所は2016年、中国が主張する南シナ海の約90%に対する権利は国際法上根拠がないとの判決を下したが、中国側はこの判決を認めていない。
【ウラジオストク】 第9回東方経済フォーラム(EEF)出席のためロシア極東を訪問したアンワル・イブラヒム首相は4日、ロシアのプーチン大統領から10月22―24日の日程でロシア・カザンで開催される次期BRICSサミットへの招待を受け、これを受諾したことを明らかにした。
プーチン大統領からの招待は、ワーキングディナーの最中に直接本人から伝えられたもので、アンワル首相は自身のフェイスブック上で、「ロシアにとってマレーシアがいかに重要であるかを明確に証明するもので、BRICSに参加するという我々の最終目標に向けた重要な一歩だ」と述べた。
BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、イラン、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦で構成される政府間組織で、アンワル首相は先にBRICSへの参加の意向を示しており、7月に参加申請書を送付したとされる。
アンワル首相はまたロシアとの二カ国会議中に、マレーシアが議長国を務める2025年東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議にプーチン大統領を招待したことを明らかにした。
アンワル首相の訪露はこれが初めてで、プーチン大統領との会談もこれが初めて。
(マレー・メイル、エッジ、ベルナマ通信、9月4日)
【プトラジャヤ】 アンワル・イブラヒム首相は28日、マレーシアが新興国の連合体「BRICS」への加盟を正式に申請したことを明らかにした。
首相官邸は声明で、「BRICS」議長国であるロシアに加盟申請書を送付したと公表。ロシアのラブロフ外相は、マレーシアの申請書を受け取ったことを確認したと述べた。スプートニク通信によると、ラブロフ外相は「我々はこの意向を積極的に支持し、議長国として支持する」と述べたという。
アンワル首相は6月18日、ブラジルのルラ・ダシルバ大統領に対し、マレーシアの「BRICS」加盟の意向を伝えたことを公表。7月28日にはマレーシアを訪問したロシアのラブロフ外相の会談の中で「BRICS」加盟が議題に上ったという。
経済協力プラットフォームとして2009年に設立された「BRICS」は、当初ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国で構成され、その頭文字をとって「BRICS」と呼ばれるようになった。2010年には南アフリカが加盟、2024年1月にはイラン、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦が加盟し9カ国体制となっている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、7月30日、フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、ベルナマ通信、7月29日)
【クアラルンプール】 テンク・ザフルル投資貿易産業相は、経済協力開発機構(OECD)を含むいくつかの国際機関への加盟を検討中であることを明らかにした。国際機関への加盟については、先ごろアンワル・イブラヒム首相がBRICS(ブリックス)加盟を希望していることを明らかにしている。
22日の上院議会での質疑に応じたザフルル氏は、マレーシアは自国の経済発展やすべての貿易相手国、特に世界の経済大国との良好な関係のバランスを保つため、独立性、原則性、実利性を重視した外交政策を続けると言明。「マレーシアは多角的アプローチをとり、国の利益が常に守られるようにする」と国際機関加盟を進める理由を説明した。
その上でザフルル氏は、マレーシアが貿易国として常にすべての相手国との経済協力の強化に重点を置いてきたことはこれまでの東南アジア諸国連合(ASEAN)や国連、イスラム協力機構(OIC)で積極的役割を果たしてきたことで証明されると強調。BRICS諸国の国内総生産(GDP)総額は26.6兆米ドルと推定され、世界のGDPの26.2%を占めるとし、BRICS加盟の動きも国や国民の利益のために経済を推進する取り組みに沿ったものだと述べた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、7月22日)