MRTプトラジャヤ線第1期、8月にも開業

【クアラルンプール】 首都圏大量高速輸送(MRT)プトラジャヤ線(MRT2、旧称スンガイブロー—セルダン・プトラジャヤ線、全36駅)の第1期の建設及び試運転が7月にもすべて完了し、8月にも営業運転を開始する見通しだ。3日に現場視察及び試乗を行なったウィー・カション運輸相が明らかにした。
プロジェクトの推進母体であるMRTコープによると、プトラジャヤ線第1期(クワサ・ダマンサラ—カンポン・バトゥ間、全長17.5キロメートル)のすでに工事の進捗状況は97%に達しており、電気・機械システムのテストと試運転を残すのみとなっている。なお第2期(カンポン・バトゥ—プトラジャヤ・セントラル間)の進捗率は87%で、は2023年1月の運行開始を予定している。
ウィー運輸相はまた、希望同盟(PH)政権時代に財政難から中断されていたMRT環状線(MRT3)について、先ごろ閣議で続行を決めたことを公表。今年下期にも再開することを明らかにした。MRTコープが3カ月かけてコストを含む事業化調査を実施する。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、4月3日)

4州1都の条件付き制限令、さらに14日間延長

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は30日にテレビ会見を行い、セランゴール州、ペナン州、ジョホール州、クランタン州、クアラルンプール(KL)の4州1都に発令している条件付き行動制限令(CMCO)について、4月14日まで延長すると発表した。

また▽ケダ▽マラッカ▽ネグリ・センビラン▽パハン▽ペラ▽ペルリス▽トレンガヌ▽サバ——の8州と連邦直轄地のプトラジャヤ、ラブアンに発令している復興のための行動制限令(RMCO)についても4月14日まで延長する。

これにともない州間の移動制限についても2週間延長する。旅行代理店が手配したRMCO間の観光旅行のみ認められる。

なおCMCOが発令されているサラワク州については、サラワク州災害管理委員会(SDMC)が発表したように、4月12日に終了する予定。

今年1月13日に二度目の行動制限令(MCO2.0)が発令された4州1都は、他地域と同じく3月5日よりCMCOに規制緩和されたが、新規感染者数が下げ止まっていたことから他の地域がRMCOに規制緩和される中、今月末までCMCO指定が据え置かれていた。

ワクチン接種第2フェーズ、4月19日より開始

【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、接種プログラム第2フェーズを4月19日から開始すると発表した
追跡・情報アプリ「MySejahtera」を通じて接種申請を行なった人に対しては、4月5日から電話もしくはテキストメッセージ(SMS)を通じて、接種日時の二週間前に案内を出す。第2フェーズでは、高齢者や高リスクグループ、障害者などが対象となっており、約940万人に上るとみられているが、現時点で登録者数は200万人程度にとどまっている。このためカイリー氏は登録を急ぐよう呼び掛ける一方、ワクチンが十分供給されているとして第3フェーズに分類された登録者に対する接種を前倒しで行なう意向を示した。現時点での総登録者数は723万5,436人で、接種目標人口の3分の1にとどまっている。
コロナ対策の最前線に立つ医療関係者らを対象にした第1フェーズはすでに対象者の90%が第1回目の接種を済ませており、向こう2週内に2回目の接種も完了する見通し。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、3月29日)

ワクチン接種の第2フェーズ、前倒し実施へ

【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、接種プログラム第1フェーズが予定より早く進んでいることから、第2フェーズを前倒し実施したい考えを示した。
カイリー氏は米ファイザー製ワクチンの供給体制が順調であるためこれまで行なってきた1回接種あたり1回分を予備とするポリシーを中止すると言明。2回目の接種のために保管していた分を新たな接種に回すと述べた
備蓄分を放出することにより第1フェーズが予定より早く終了し、第2フェーズの開始を早めることができる見通し。第2フェーズに日程は来週にも発表する予定で、カイリー氏はアダム・ババ保健相と前倒しに向けて協議を行なう方針だ。
第2フェーズは4月から8月にかけて実施する予定で、65歳以上の高齢者や高リスクグループ、障害者など合計940万人が参加するとみられる。第1フェーズでは2回目の接種を含めこれまでに42万8,710回分の予防接種を実施した。
(ベルナマ通信、3月22日)

国民へのワクチン接種を徹底、3州では戸別訪問を実施

【イポー】Covid-19ワクチン接種調整相のカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は16日、ペラ州の接種センターを訪問した際の会見で、接種を徹底するためすべての州に、1日3,000人への摂取が可能な接種センターを設けると表明した。年内に接種を完了するとの首相の指示に沿った措置だという。
カイリー氏によれば、内陸部や農村地帯ではワクチンの知識が不足しており、接種登録する住民が少ない。接種を奨励するため国家災害管理局(NADMA)が、登録数の少ないクランタン、トレンガヌ、サバの各州で戸別訪問を行う。ワクチンに関する不正確な情報のソーシャルメディアでの流布も登録数の少なさの要因だという。
連邦政府の負担で供給する以外のワクチンは各州が購入する。これまでにパハン、ジョホール、サラワク、セランゴールの各州が購入の意図を表明したが、正式申請はまだない。
カイリー氏はワクチン調達でインドからの購入に向け調整していることも明らかにした。インドはバーラト・バイオテックが製造する米ノババックスのワクチンを売りたい意向だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月17日、ベルナマ通信、3月16日)

SOP違反の罰則を緩和、軽微な初犯は1,500リンギに

【クアラルンプール】 標準的運用手順(SOP)違反の罰則が強化されたことに国民から不満の声が出ていることを受け、タキユディン・ハサン首相府相(法務担当)は17日、違反行為を3つに分類し、1万リンギの最高額違反キップは重大な違反行為のみに限定すると言明した。
タキユディン氏によると、違反行為は第1のカテゴリー(感染リスクが高く、コミュニティに大きな影響を与える違反行為)、第2のカテゴリー(感染リスクが高いが、コミュニティへの影響はそれほど大きくない違反行為 )、第3のカテゴリー(感染リスクが低く、コミュニティへの影響がない違反行為)に分類する。
また公共の場所におけるマスク非着用や「MySejahtera」アプリもしくは備え付けの記録簿に記入しなかった場合、初犯であれば罰金額は1,500リンギに固定する。さらに1週間以内に罰金を納付する場合は50%引き、8—14日内の納付は25%引きとする。
(マレー・メイル、3月17日)

セランゴール州やKLなど4州1都、月末までCMCO延長

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は16日、▽セランゴール▽ジョホール▽ペナン▽クランタン▽クアラルンプール(KL)——の4州1都について3月31日まで条件付き行動制限令(CMCO)を延長すると発表した。
▽ネグリ・センビラン▽ペラ▽ケダ——の3州については、19日からから復興に向けた行動制限令(RMCO)に切り替える。3州に対するRMCOの期限は3月31日まで。ただし新規感染者が出ているケダ州のクアラムダとクリム、ネグリ・センビラン州セレンバンはCMCOを延長する。
またすでにRMCOとなっていた▽ペルリス▽マラッカ▽パハン▽トレンガヌ▽サバ▽プトラジャヤ▽ラブアン——については3月31日までRMCOを継続する。ただしサバ州のナバワンだけは2週間MCOを延長する。
RMCOになっても州を跨いだ移動は旅行代理店を通じた観光旅行以外は、依然禁止となっている。州内の地区間移動については、サバ・サラワク州を除いて許可されている。

シノバック製ワクチン、18日に接種開始へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、18日に中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチン接種第一号になると明らかにした。
カイリー氏の地元であるネグリ・センビラン州レンバウ病院で接種を受ける予定。薬物管理局(DCA)は3月2日、シノバックと英アストラゼネカのワクチンに対する条件付き登録を承認している。
カイリー氏はまた、「MySejahtera」アプリを通じたワクチン接種申し込みについて139万8,494人が氏名や身分証番号などを入力しただけで健康アンケートや住所の入力などの登録手続きが不完全だったと指摘。「MySejahtera」に対して申請者を特定を進めるよう指示したことを明らかにした。
登録が完了した申請者には電子メールで通知が来るという。接種場所については、登録住所に基づいて指定されることになっている。

来年からのガス市場完全自由化を期待=ガス協会会長

【クアラルンプール】マレーシア・ガス協会(MGA)のハズリ・シャム会長は、ガス料金規制の有効期間が今年末のため、来年からのガス小売市場の完全自由化を期待していると表明した。
関係者間で開催されたリモート円卓会議でハズリ氏は「完全自由化で活気に満ちた、持続可能な市場に移行する。ガスが、同じ土俵に立つ売り手と買い手の自由意思で決められる市場をMGAは想定している」と語った。
マレーシアにとりなじみのない環境であり、消費者は多様な価格設定があることと、それぞれに付き物のリスクを理解する必要があるという。
会議には首相府経済企画部、エネルギー天然資源省、ペトロナス、マレーシア製造業者連盟などの代表が参加した。
(ベルナマ通信、3月12日)

サンウェイピラミッド、ペタリン地区最大のワクチン接種ハブに

【クアラルンプール】 サンウェイ・グループは、「サンウェイ・ピラミッド・コンベンションセンター」を新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種ハブとして提供すると明らかにした。同国際会議場の面積は8万平方メートルで、セランゴール州ペタリン地区最大の予防接種ハブとなる。
全国新型コロナ予防接種プログラム(NCIP)への協力の一環で、3月10日より予防接種ハブとして運用を開始し、向こう11カ月で180万人へ予防接種をおこなう予定だ。3月12日時点で約1,400人がすでに予防接種を受けた。4月までは官民の保健機関の職員や必需産業の従事者に接種を行ない、4月から8月までは残りの医療従事者や必需産業の従業員、高齢者、高リスクグループへ、8月から来年2月まではその他のグループ向けの接種を行なう。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、3月14日)