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MCO延長の可能性は低い、CMCOへの移行を計画=保健省

【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は、行動制限令(MCO)について、経済の影響を考慮し予定通り2月4日までとし、延長する可能性は低いと言明。その後条件付き行動制限令(CMCO)に移行する計画だと明らかにした。
MCOは1月13日に発令されたが、最長で4週間とする予定だとし、CMCOに切り替えた後は、少なくとも3カ月はCMCOを継続することになると説明した。
ノール事務次官は、現在の新規感染者数は3,000人台で安定しており、MCOが奏功し2週間内にはさらに減少すると予想を示した。5月までには2桁に戻ることを期待していると表明。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す「基本再生産数(R0)」については、これまで1.2だったが、1.06に下がったとし、さらに下がる可能性はあると予想した。
一方でノール事務次官は、全国に135カ所ある私立病院のうち95カ所で、カテゴリー3、4、5に分類される重症患者の受け入れが決まったと言明。また治療費の医療保険の給付金の請求について、保険会社や中央銀行バンク・ネガラ(BNM)と話し合いを実施していると明らかにした。
(ザ・スター、1月26日、フリー・マレーシア・トゥデー、1月25日)

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