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ファーマニアガと保健省、シノバク社のワクチン供給で契約

【クアラルンプール】 製薬会社のファーマニアガは26日、保健省との間で新型コロナウイルス「Covid-19」のワクチン1,200万回分の供給に関して契約を交わした。
契約の署名式でファーマニアガのズルカルナイン・モハメド・ユソプ社長は、中国のシノバク・ライフ・サイエンスからワクチン「コロナワク(CoronaVac)」を2月に供給を受ける予定だと言明。供給を受けた後は同社の施設で充填し完成させ、ファーマニアガ・ロジスティクス社が政府指定の病院や診療所などに送り、3月末か4月上旬にも接種を開始できる見通しだと述べた。ファーマニアガ・ロジスティクスにはワクチンの供給・管理を26年間の経験があるが、前例のない状況を考慮して、セキュリティ面なども強化したという。
ズルカルナイン社長は、「コロナワク」は先ごろトルコで接種が実施されており、有効性は91.25%となっていると説明。これまでに中国やチリ、ブラジル、インドネシアなどで承認されており、安全で効果があると強調した。
(ベルナマ通信、1月26日)

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