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医療ひっ迫で感染者増加の恐れ、専門家見解

【クアラルンプール】新型コロナウイルス感染者の入院で医療システムはひっ迫しており自宅待機者に対する監視の強化が感染抑制に重要と専門家はみている。
科学技術革新省ワクチン諮問委員会のアワン・ブルギバ委員長は、保健省地域事務所に過度の負担がかかっている可能性があるとし、大学病院、医学校、軍の医務部などに支援を要請するのが望ましいとした。
自宅待機を命じられた患者の追跡では、腕輪式機器の装着など自動化システムの活用を要請した。保健省は現在、人手による確認作業を行っている。
マラッカ・マニパル医学校のジャヤクマル教授は、政府は感染検査センターを増設すべきとの意見だ。また患者に自由な行動を許容すれば濃厚接触者が感染し、知らず感染を拡大する恐れがあるとし、自宅待機者に対する電子タグの装着を提案した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月5日)

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