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ワクチン関係費用の膨張、カイリー担当相が釈明

【クアラルンプール】 ワクチン接種計画担当大臣のカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は27日、関係予算を当初計画より20億リンギ多い50億リンギにしたことについて、接種実施に経費がかかるためと釈明した。接種のための施設賃借・公益費に3億3,300万リンギ、民間防衛隊などボランティアへの謝礼に2億リンギを計上した。
ほかに、国民への周知活動が5,500万リンギ、不測の事態への備えが1億1,000万リンギ、医療関係者への業務委託が2億1,000万リンギ。
カイリー氏は昨年12月、人口の82.8%に必要なワクチン調達費用として20億5,000万リンギが必要と計算したが、メーカーの生産能力、供給途絶などリスクを考え、人口の110%分のワクチンを購入する計画に変更し、予算を31億6,000万リンギに修正した。
さらにティーンエイジャー向けや予備分を確保することを考え、財務省が決めた購入枠(35億リンギ)まで調達費を引き上げたという。15億リンギが接種実施経費。
(マレー・メイル、ベルナマ通信、4月27日)

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