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農業パークを改装した隔離・治療センター、収容患者増加で限界に

【クアラルンプール】セランゴール州セパンにある農業パークに整備された、新型コロナウイルス感染者隔離・治療センターで収容者が増加し、受け入れ体制に破たんが生じている。
感染検査で陽性反応が出た者のうち、肺感染(第3カテゴリー)の患者数が増加し、収容能力が限界に達しつつあるためだ。当初、第3カテゴリーの患者用に60の病床を用意したが、現在の収容数は757人。
破たんが明らかになったのは患者によるツイートがきっかけ。この患者は感染評価センターで9時間近くを費やした後、農業パークに連れられたが、そこにあったのは駐車場に設けられた隔離施設で、2段式ベッドだった。
指定のベッドに向かったところ、別の人が占拠していて、別のベッドを探すよう言われた。見つけたベッドにシーツ、毛布はなく、助けを求めても午前2時の時点でシーツ、毛布の支給はかったという。
(エッジ、5月16日)

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