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サラワク州先住民、身分証ないためワクチン接種受けられず

【ミリ】 サラワク州の内陸部に住む先住民が身分証カード「MyKad」を持たないことを理由に新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種が受けられないでいる。

先住民の権利団体、バラム住民行動評議会(BPAC)のフィリップ・ジャウ議長によると、バラム地区では身分証を持っていないことを理由にワクチン接種を拒まれたとの苦情が先住民から多く寄せられている。ロング・サンの公営クリニックでは、職員から身分証の提示を求められ、持っていないと立ち入りを拒んでいるという。

ジャウ氏は遠隔地に住んでいることから都市部にしかない国民登録局(NRD)事務所に出生届けを出しておらず、出生証明書やそれに基づいて発行される身分証明書を持っていない先住民はサラワク州だけで少なくとも6万人おり、接種がこの方式で行なわれるのであれば彼らは接種を受けられないことになると指摘。保健当局に配慮を求めた。

身分証を持っていない先住民には密林に住む遊牧民のプナン族がいるが、すでに数十人のプナン族が感染し1人が死亡しているという。

サラワクではこれまでに5万7千人以上の感染者が出ており、死者は366人に上っている。(ザ・バイブズ、6月18日)

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