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ラブアンが集団免疫達成、州・区レベルで初

【ラブアン】 連邦直轄地のラブアンは、7月27日までに成人人口の80%が2回の新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種を済ませ、マレーシアの州・区レベルで初めて集団免疫獲得レベルをクリアした。

ラブアン新型コロナ予防接種タスクフォース(CITF)とラブアン災害管理委員会によると、ワクチン接種プログラムの対象としてリストに載っているのは成人人口は6万8,500人で、これまでに集団免疫獲得の目安となる80%に当たる5万4,800人が2回の接種を完了した。7月30日としていた目標を3日前倒しで達成した。

6月に接種を受けた人は1万4,000人に満たなかったが、その後の37日間は4万800人に急増。1回目の接種を受けた人は7月26日時点で人口の95.7%に当たる6万5,521人に上った。

6月半ばに数日のうちに感染者が急増し68人が死亡するなど危機に瀕したラブアンだが、一時は200人を超えていた新規感染者は十数人レベルまで下がっている。

島内にウォークインやドライブスルーにも対応した9カ所のワクチン接種センターが設置され、うち1カ所は海運業、石油・ガス部門の労働者用に国際フェリーターミナルに設置された。

(ベルナマ通信、7月27日)

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