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NTT、マレーシアなどでサーバールームの面積を拡大

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本電信電話(NTT、本社・東京都千代田区)は1日、マレーシアを含むグローバルデータセンターのサーバールーム面積を約2割拡大すると発表した。
NTTは、法人顧客およびハイパースケーラー向けのフルスタックICTサービスを拡販するためにサーバールーム面積を拡大する。同社は、北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ地域)、アジア、インドでデータセンターを運用している。北米バージニア、ロンドン、シンガポール、東京など主要な市場におけるデータセンター間を、ネットワークにて相互接続すると共に、各地域におけるデータセンターサービスの収容能力を拡大するという。マレーシアにおいては現在、サイバージャヤにある第5データセンターからIT電力容量6.8メガワットを供給しており、今後、同キャンパス内でさらに同規模の拡大行う予定だ。
その他のアジア地域では、2021年内までにインドネシアで、IT電力容量15メガワットを供給するジャカルタ第3データセンターを新設する予定だ。日本では2020年9月に、東京にIT電力容量21メガワットを供給する東京第11データセンターを建設しており、今後も、顧客の需要に応えるため、バンコク、大阪、ベトナム南部へのデータセンター拡張も検討しているという。
NTTは現在、シンガポール、マレーシア、インド(ムンバイ、チェンナイ)を接続する大容量の海底ケーブル「MIST」を建設中だ。「MIST」ケーブルシステムの全長は1万1,000キロメートル。2023年中頃の竣工を目指している。

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