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全成人対象の予約なし追加接種、首都圏で開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンの予約なし追加接種が27日、18歳以上の成人すべてを対象に首都圏クランバレーのワクチン接種センター(PPV)4カ所で開始された。60歳以上の高齢者向けの予約なし接種は19日からすでに開始されている。
予約なし接種を受け付けているのは▽ワールド・トレード・センター(クアラルンプール)▽アシアタ・アリーナ(ブキジャリル)▽アイデアル・コンベンションセンター(シャアラム)▽創価学会ホール(クラン)ーーの4カ所。追加接種に使われるのはアストラゼネカ製だが、妊娠中の女性やアストラゼネカに禁忌のある人など特定の個人で希望する人はファイザー製ワクチン接種も受けられる。

2022年1月25日時点で、マレーシアでは成人人口の47.5%に当たる1,111万9,363人が追加接種を済ませており、首都圏は68.2%が終えている。州別ではサラワク州の接種が最も進んでおり、69.5%に上っている。
なお少なくとも1回の接種を終えた成人は全体の99.1%に当たる2,319万6,650人、2回目の接種を済ませた人は同97.9%に当たる2,291万8,854人に上っている。

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