サイトアイコン asia infonet.com

デサルコースト、シンガポール間の船便をデサルリンクに委託

【クアラルンプール】 ジョホール州の高級リゾート、デサル・コーストの運営会社、デサル・デベロップメント・ホールディングス・ワンは、デサル・コーストとシンガポールを結ぶ旅客フェリーサービスをデサルリンク・フェリー・サービス(DLFS)に委託したと発表した。
DLFSは、シンガポール系旅客フェリー会社バタム・ファスト・フェリーの子会社。シンガポールのタナメラ・フェリー・ターミナルとデサル・コースト間を月ー水に1往復、木ー日に2往復運航する。当初のフェリー定員は150ー338人だが、運航頻度や定員の拡大も予定している。フェリー・ターミナルは2021年11月に完成したもので、シンガポールの他、インドネシアのバタム島、ビンタン島間で運航している。
バタム・ファスト・フェリーのポールRガナウェイ最高経営責任者(CEO)は、デサル・コーストの可能性と成長性を信じており、今後数年間で域内で主要な観光地となるだろうと言明。ジョホール州南東部へのサービス拡張のための機会が得られ嬉しく思っていると述べた。
デサル・コーストは、2018年から順次オープンしてきた。ハードロックホテル、ウェスティン、アナンタラ、ワン&オンリーなどの有名ラグジュアリー・ホテルが進出している他、ウォーターパーク、カンファレンス・センター、ゴルフコースなどのアミューズメント施設も併設されている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月10日)

モバイルバージョンを終了