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日本の合板輸入先、第1四半期もマレーシアがトップを維持

【クチン】 マレーシアは、今年第1四半期における日本の合板輸入先でトップを維持した。
5月に発行された日刊木材新聞社の日本木材レポート(JLR)によると、第1四半期のサラワク州から日本への合板輸出量は、前年同期比70%以上増加し17万4,063立方メートルとなった。本船渡し価格は3億4,050万リンギで、前年同期の2億7,420万リンギから上がった。
ロシアのウクライナ侵攻や日本や欧米諸国によるロシアへの制裁措置よにり合板製品の価格は高騰している。日本はロシアからベニア板と丸太を輸入することを禁止したため、広葉樹構造用合板の需要が高まっており、東京市場の価格は1枚2,000円で、4月に比べて100円上がった。そのため日本はマレーシアとインドネシから熱帯広葉樹の輸入を拡大しており、今年3月にはマレーシアからの熱帯広葉樹の輸入量は前月比16%増の7万1,000立方メートルとなった。
 また合板メーカー大手のタ・アン・ホールディングスによると、第1四半期の合板製品の平均販売価格は前年同期比44%上昇した。2021年は8万908立方メートルの合板を製造。そのうち90%を日本に輸出し、2020年の88%より比率が上昇した。2021年の販売量は前年比12%減の8万6,529立方メートルとなった。
(ザ・スター、6月6日)

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