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三井物産と三菱地所が参画する工業団地、倉庫の起工式を開催

【クラン=マレーシアBIZナビ】 サイムダービー ・プロパティは29日、三井物産(本社・東京都千代田区)、三菱地所(本社・東京都千代田区)と共同設立した合弁会社、サイムダービー ・プロパティMITデベロップメント(SDPMIT)がセランゴール州で開発中の工業団地「バンダル・ブキ・ラジャ・インダストリアル・ゲートウェイ」でマルチテナント型倉庫の起工式を開催したと発表した。

マルチテナント型倉庫は、「バンダル・ブキ・ラジャ・インダストリアル・ゲートウェイ」で実施される3番目のプロジェクトで、2階建ての総床面積は約48万7,000平方フィートの倉庫を建設する。2023年下半期に完工する予定だ。すでに物流業者のCEVAロジスティクス、日用消費材(FMCG)のSL Ngが入居することが決まっている。

マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)会頭でもあるマレーシア三井物産の児島大司社長は、バンダル・ブキ・ラジャにおいて、ワールドクラスの産業拠点として、テナントや事業のニーズに合わせた物流施設や工場の注文建築を行っており、顧客に満足してもらえることを目指していると述べた。

「バンダル・ブキ・ラジャ・インダストリアル・ゲートウェイ」では他にも2つのプロジェクトが推進中で、コールドチェーン(低温物流)を含む運送や倉庫・流通センター業者との間で入居に関して交渉中だという。

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