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日本・マレーシア外相が電話会談、連携継続を確認

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 林芳正外務相とサイフディン・アブドラ外務相は2日、電話会談を行った。

午後1時40分から約20分間にわたって行われた会談で、まず林大臣は安倍晋三元首相逝去に際してのイスマイル・サブリ首相およびサイフディン大臣による弔意表明に謝意を伝え、安倍元首相の遺志を継いで両国関係を一層強化したいと述べた。これに対して、サイフディン大臣は、安倍元首相の逝去に対する心からの哀悼の意を改めて示した。また林大臣は、サイフディン大臣による筑波大学分校の早期開校や今年40周年を迎える「ルックイースト政策(東方政策)」の記念事業の成功に向けた協力に対して謝意を表明。これに対し、サイフディン大臣は、同校の開校をマレーシア国民は楽しみにしていると述べた。

他に両大臣は、ウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海情勢、台湾を巡る情勢、ミャンマー情勢といった地域、国際社会における諸課題について意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認した。

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