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サイエンテックスが印尼住宅不動産市場に参入、日クリードとJV

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 包装材製造や不動産開発を手掛けるサイエンテックスは、インドネシアのムスティカ・ランドと日本のクリードと提携し、インドネシアの廉価住宅不動産市場に進出したと発表した。

サイエンテックスが発表した声明によると、完全子会社のサイエンテックス・クアタリは、ムスティカ・ランドの子会社グラハ・ムスティカ・タマンサリ(PT GMT)、クリードの子会社クリード・プロパティPH-1社と合弁会社(JV)を設立した。出資比率はPT GMTが60%で、サイエンテックスとクリードがそれぞれ20%

JVはPT GMTから、ジャカルタ中央ビジネス地区やチカラン工業団地、カラワン工業団地に近い場所にある土地を取得し、面積12エーカーの土地付き廉価住宅開発「グラハ・ムスティカ・タマンサリ」の第1期に着工する。推定総開発価値(GDV)は1,900万米ドル(およそ8,500万リンギ)。

ムスティカ・ランドは、ジャカルタ周辺において1995年から18件の不動産開発プロジェクトを手がけている。一方でクリードは、東南アジアおよび南アジアの不動産市場を中心に事業を展開。シンガポールに事業本拠を置き、ベトナム・カンボジア・インドネシア・タイ・マレーシア・ミャンマー・ラオス・バングラデシュで投資を行っている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、3月22日)

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