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伝統医療&生薬研究のガイドラインを発表=保健省

【シャアラム】 保健省は14日、世界初となる伝統医療及び補完医療(T&CM)の研究ガイドラインとハーブ(生薬)研究ガイドラインを発表した。
ザリハ・ムスタファ保健相によると、2つのガイドラインは、T&CMやハーブ研究の設計、評価、実施に関心のある関係者向けに策定したもので、伝統医療従事者やハーブ医薬研究従事者が補完および代替医薬品について科学的根拠に基づいた開発を進める上で役立つと期待されている。ガイドラインは保健省のウェブサイトから無料でダウンロードすることができる。

T&CM研究はT&CM関連の政策決定において、エビデンスに基づくアプローチのための情報を提供し、T&CMの実践と製品の安全性と有効性に関する情報の根拠を作るという重要な役割を担っている。一方、ハーブ研究ガイドライン従来の医学で定義された治療上の主張に使用されるハーブ製品を対象としており、品質、前臨床、臨床を含めハーブ製品開発に必要なデータについて包括的な情報を提供する。
マレーシアにおいて、伝統医薬は2016年伝統的および補完医薬法により規制されている。T&CM研究はまだ初期段階にあり、現代の臨床研究方法論を伝統医学の原則や理論と調和させるということが主な課題となっている。

世界保健機構(WHO)は、伝統医学を信念や経験に基づく知識、能力、実践の総体だとし、身体および精神疾患の予防、診断、改善、治療法であると定義している。
(マレーメイル、4月14日)

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