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マレーシア初のスイスホテル、ゲンティンハイランドに開業へ

【シンガポール】 ホテルチェーンの仏アコーホテルズは19日、不動産開発のクラウンハイ・エステート・マレーシアとの間で、パハン州ゲンティン・ハイランドでの5つ星ホテルのスイスホテル開業に向け、提携契約を締結した。マレーシア初のスイスホテルとなる。

「スイスホテル・ゲンティン ハイランド」は、クラウンハイがユック・トゥン・グループと共同開発する複合開発施設「キングス・パーク」の一角に位置し、30階建てで客室数は300室。会議施設や宴会場、エグゼクティブ・ラウンジ、バー、温水プール、サンデッキ、フィットネスセンター、スパ、ジョギングコース、キッズクラブなども備える。2028年第3四半期の開業を目指す。

「キングス・パーク」は150エーカーの敷地内にショップやレストラン、アトラクション施設を開発し、観光客向けのイベント・ショー、文化芸術体験などの提供を目指している。スイスホテル以外にも複数のホテルを誘致する予定だ。

クラウンハイのシーン・チェン最高執行責任者(COO)は契約締結式で、アコーとの提携により、「キングスパークを環境に配慮した観光地にする」という自社の目標に向かい、大きな一歩を踏み出すことができたと述べた。
(ザ・サン、4月20日、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、4月19日)

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