【クアラルンプール】 ドラッグストア運営のケアリング・ファーマシーは同社初となるコンセプトストアをクアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」の「エクスチェンジTRX」にオープンした。
複数のセクションに分かれており、処方箋カウンターでは、薬剤師による処方、投薬、栄養相談サービスを提供する。サプリメント・コーナーでは、サプリメントやヘルスケア製品を、健康食品コーナーでは、オーガニック製品、栄養食品などの健康食品を取り揃える。ビューティー&パーソナルケア・コーナーでは、有名ブランドのスキンケア、ヘアケア、ベビーケア、家庭用品を扱う。グリーンプラネット・コーナーでは、日本の先端技術を活用した土を使わない観葉植物などを中心に販売する。診断コーナーでは、血圧検査や血糖値検査など、無料健康診断を実施する。糖尿病管理・体重管理プログラムを提供する身体分析コーナー、敏感肌専門のヘルス&スキンケアステーションなども備える。環境に配慮した取り組みとして、シャワージェル詰め替えパックの販売や不要薬・期限切れ薬の廃棄受け付けなども行う。営業時間は午前10時ー午後10時。
ケアリングはセブン・イレブン・マレーシア・ホールディングスの傘下にあったが、昨年7月、セブン・イレブンがBIGファーマシー・ヘルスケアへの売却を発表。12月にはケアリングの株式75%のBIGファーマシーへの売却を完了している。
(ボルネオポスト、1月2日)