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ペラ州がUAEなどと2件の覚書、未来に通用する経済ハブを構築

【クアラルンプール】 ペラ州開発公社は30日、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会合に合わせ2件の覚書を中国系CHECコンストラクション(マレーシア)およびアラブ首長国連邦(UAE)政府と交わした。多目的ターミナル開発や食糧安全保障を推進する。

CHECマレーシアとの覚書ではバガン・ダトゥク国際海上ハブ多目的ターミナル開発と、ハラル(イスラムの戒律に則った)製造センターおよび人工知能(AI)センターの開発を進める。CHECマレーシアは海洋工学、浚渫などを手掛ける中国港湾工程の子会社。

ターミナルはルムット海事都市計画の一環で、中国、ASEANおよび湾岸協力会議(GCC)加盟国と世界を結ぶ貿易の玄関口として開発される。ハラルセンター設立を通じ倫理的製造を強化する。

UAEとの覚書は、食糧安全保障における協力と多目的ターミナルに関する投資機会を模索するための枠組みで、農業技術の革新、および域内貿易と供給網の強化を図る。
(ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、5月29日)

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