【クアラルンプール=アジアインフォネット】 日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年7月の訪日者数統計(推計値)によると、マレーシアからの訪日者数は1万8,100人となり、前年同月比で6.0%マイナスとなった。
訪日需要が落ち着く時期であることや、祝日のずれ、査証免除措置による訪中旅行への人気の高まり等もあり、訪日外客数は前年同月を下回った。1―7月の累計では34万2,100人となり、前年同期比で31.0%の大幅増となった。
7月の世界全体の訪日者数は、前年同月比4.4%増の343万7,000人。7月としては過去最高を記録した。1―7月の累計では2,495万5,400人となり、前年同期比18.4%増となった。
東アジアや欧米豪・中東を中心に多くの市場でスクールホリデーに合わせた訪日需要の高まりがみられたこと等により、東アジアでは中国、台湾、東南アジアではインドネシア、インド、欧米豪では米国、フランスを中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。