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トランプ大統領が26日に来馬、ASEAN首脳会議に出席へ

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 ドナルド・トランプ米大統領は、第47回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席するため、10月26日にマレーシアを訪問する。ファ―ミ・ファジル通信相兼政府報道官が明らかにした。トランプ大統領にとり昨年11月の2期目の就任以降初めてのマレーシア訪問となる。

ASEAN首脳会議は10月26日から28日まで開催され、ASEAN加盟10カ国すべてと、米国、中国、日本、インドを含む対話パートナー国の首脳が一堂に会する予定となっている。同首脳会議では地域経済協力、持続可能な開発、安全保障問題などが議論の中心になるとみられる。

先に就任した高市早苗首相もASEAN首脳会議に出席する意向を示しており、ホストであるアンワル・イブラヒム首相も「高市首相の首脳会議出席を楽しみにしている」との声明を発表している。

トランプ大統領は訪馬後、27日から3日間にわたって日本に滞在する予定。その後は韓国で10月31日から11月1日にかけて開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する予定だ。

トランプ大統領の訪馬に合わせてマレーシアの市民社会団体と政治団体の連合は、26日午前中にアンパン・パークで「トランプ、あなたはマレーシアで歓迎されていない」と題した抗議デモを計画している。同デモはマレーシア統一民主同盟(MUDA)、祖国戦士党(ペジュアン)、マレーシア・イスラム青年団(ABIM)、マレーシア・イスラム組織諮問評議会(MAPIM)など、20以上の参加団体の支援を受けている。

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