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産地偽装ドリアン「ムサンキング」、中国当局と連携し監視強化

【クアラルンプール】 他国産のドリアンが、マレーシア産最高級品種「猫山王(ムサンキング)」として中国などで販売される問題が顕在化している。これを受け、モハマド・サブ農業食糧安全相は25日の下院議会で、地理的表示(GI)保護制度に基づき、中国当局と連携し監視を強めていると説明した。

GIは、地域ならではの農林水産物や食品ブランドを守るための国際的な枠組み。マレーシアは2000年に法制化し、積極的に活用を進めてきた。2014年に登録されたムサンキングをはじめ、ブラックソーンなど現在ドリアンでは4品種が登録されている。

しかし、タイやベトナム産のドリアンがムサンキングとして中国で販売されているとの報告が近年増加。マレーシアを経由して輸出することで偽装しているケースもあるという。

サブ氏は議会で、「他の国が自国のドリアンをムサンキングと呼ぶことはできない」と強調。正規品はMyベスト認証として、農夫のイラストが書かれた黄色と黒色のラベルが貼付されていると補足した。GIを管轄する連邦農業マーケティング庁(FAMA)や、マレーシア検疫検査局(MAQIS)、中国税関総署(GACC)が連携し監視体制を強め、マレーシアのブランドを保護していくとした。
(ザ・スター、マレー・メイル、2月25日)

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