サイトアイコン asia infonet.com

オムロンが新工場建設で生産拡大、新「アラタス」体制に向け

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 オムロン(本社・京都市下京区)は11日、マレーシア工場の移転・拡張計画を発表。同社の電子部品事業を米投資ファンドのカーライル・グループに売却し新会社「アラタス」体制になることに伴うもので、事業再編と並行して進められる。

オムロンはオムロン・マレーシアを通じ1974年から、電子機器の出力を制御するリレーやソケットの生産を行ってきた。一方、今年3月には、マレーシア工場を含めた電子部品事業(DMB)をカーライル傘下として分社化すると発表。これを受け、10月からは「アラタス・コンポーネンツ・マレーシア」として名称変更し、工場を運営する予定で、今回の工場の拡張は成長投資の一環として進められる。

新工場は、セランゴール州のコンパス工業団地@コタ・セリ・ランガット内に建設。敷地面積は6万8,812平方メートルで、総投資額は約100億円を見込む。10月に着工し、2027年末の生産開始を予定している。設計・施行は清水建設のマレーシア法人が担当する。

新工場は生産能力を現在の1.5倍に引き上げ、DMB全体の生産高の十数%を担う戦略拠点として位置づける。自動化や、再生エネルギーなどを活用したグリーン化も推進する。港湾と空港へのアクセス性に優れた立地で、需要が拡大するインドやアジア太平洋市場向けの供給体制を強化し、2030年には大きく売上拡大を目指す方針だ。

モバイルバージョンを終了