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プロトン、従業員へのワクチン接種プログラムを開始

【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングス(プロトン)は、7月12日、ペラ州タンジョン・マリムとセランゴール州シャアラムの2拠点で、従業員に対するワクチン接種プログラムを開始した。
タンジョン・マリムでの接種を迅速に行うため、プロトンは連邦政府およびペラ州当局と協力し、スポーツ施設を産業用ワクチン調剤センター(PPVIN)に転用する。1日最大約800回分のワクチンが接種可能で、6日間運用される。
シャアラムでは、会社敷地内に十分なスペースがないため、プロトンのスタッフはシャアラム・コンベンションセンターでワクチンを接種する。ワクチン接種を希望するスタッフ全員が初回接種を受けられるよう、接種は数日に分けて実施される予定。
リー・チュンロン(李春栄)最高経営責任者(CEO)は、競合他社でも同様の取り組みを行っており、従業員のワクチン接種を進めることが、完全ロックダウンによって停止を余儀なくされている自動車産業の再開につながるだろうと述べた。プロトンでは、3週間後に2回目の接種のために同様のプログラムを繰り返す予定8月前半までにほとんどの従業員がワクチンの2回目接種を完了するという。
(エッジ、7月12日)

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