【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)のガーデン・
ガーデンを運営するテイラーズ・スクールズによると、
さらに第2期工事として、8,
ガーデンは1951年創立で、来年創立75周年を迎える伝統校。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、
【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)のガーデン・
ガーデンを運営するテイラーズ・スクールズによると、
さらに第2期工事として、8,
ガーデンは1951年創立で、来年創立75周年を迎える伝統校。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、

第534回:米マレーシア貿易協定解説(1)
10月26日、ASEAN首脳会議に合わせてマレーシアを訪問したトランプ大統領とアンワル首相の間で「米国・マレーシア相互貿易協定(Agreement between the United States of America and Malaysia on Reciprocal Trade)」が締結されました。この協定には、マレーシア側が米国に対して行った関税・非関税障壁に関する譲歩だけでなく、マレーシア側が米国から得た関税面での譲歩も含まれているため、形式的にはFTAとみなせるものです。
実質的にはマレーシア側の片務的な譲歩という性格が強いにもかかわらず、この貿易協定はなぜ「相互(Reciprocal)」を称し、FTAの形式を取っているのでしょうか。筆者は、もしマレーシアが米国に対して行った譲歩がFTAによるものでない場合、WTOの最恵国待遇(MFN)原則により、他のすべてのWTO加盟国に米国と同じ好待遇を与えなければならなくなるためであると見ています。
FTAはWTOのMFN原則の例外とされるため、FTA内で行った譲歩をFTA相手国に限ることが許されます。したがって、今回の米国に対するマレーシア側の譲歩について他国はWTOのMFN原則を唱えて同様の待遇を求めることができません。米国はマレーシア側が行った譲歩を独占できることになります。
この協定においてマレーシアは米国に対して多くの譲歩を行っています。化学製品、機械・電気機器、金属、乗用車、乳製品、園芸製品、鶏肉、豚肉、米、燃料エタノールなど広範な品目で関税の引き下げ・撤廃を行っています。即時撤廃品目のほか、5年・9年かけて段階的に撤廃される品目もあります。また、豚肉、牛乳・クリーム、鶏肉などに対して無税輸入枠が設定されています。
あまりニュースになっていませんが、注目されるのは米国製自動車について排気量に関わらず物品税(excise duty)の最低税率を適用することになっている点です。例えば、Jeep Grand Cherokeeをマレーシアに輸入した場合の物品税は通常125%となりますが、この協定により同カテゴリー内の最低税率である80%が適用されることになります。さらに通常はAPによって制限されている輸入車の台数上限からも米国車は除外されること、米国の安全基準・排出基準を満たした自動車をマレーシアがそのまま受け入れることになっています。
米国の自動車メーカーでマレーシアにおいて2024年に最も売れたのはフォードの6232台(シェア0.8%)であり、マレーシアの自動車市場に大きな影響を及ぼすとは考えにくいものの(あるいは考えにくいため)、自動車分野においてマレーシアはほとんど全面的に米国へ譲歩したと言えます。
| 熊谷 聡(くまがい さとる) Malaysian Institute of Economic Research客員研究員/日本貿易振興機構・アジア経済研究所主任調査研究員。専門はマレーシア経済/国際経済学。 【この記事のお問い合わせは】E-mail:satoru_kumagai★ide.go.jp(★を@に変更ください) アジア経済研究所 URL: http://www.ide.go.jp |
【クアラルンプール】 投資貿易産業省(MITI)のザフルル・アブドル・
ザフルル氏は第3四半期業績報告後の記者会見で、アンワル・
ザフルル氏は元銀行家でムヒディン・
現アンワル内閣ではすでに経済相と天然資源・
(ベルナマ通信、ビジネス・トゥデー、ニュー・ストレーツ・
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 三井不動産が開発した「
年内を予定しているフルオープン時には20あまりの店舗が入居す
「ACG BASE」内にはまた、アイドルグループ「AKB48」

第580回 馬企業の沖縄リゾート開発にイスラム金融活用
Q: 日本でのリゾート開発にイスラム金融の資金が活用されるそうですが?
A: マレーシアの政府系金融機関であるマレーシア輸出入銀行が11月に明らかにしたところによると、マレーシア大手不動産開発業者のブルジャヤ・グループが手がける沖縄県のリゾート開発に対して、イスラム式を含めた融資を行うことになった。
マレーシア側の報道や当事者のメディア発表等によると、ブルジャヤ・グループは沖縄県恩納村にフォーシーズンズ・リゾート・アンド・プライベート・レジデンス沖縄(フォーシーズンズ沖縄)を総工費約1,000億円かけて2027年に開業することを、2024年に発表した。ブルジャヤ・グループは、これまでにも京都でフォーシーズンズ・ホテルを手掛けた実績がある。今回明らかになったのは、総工費のうち7,000万米ドル分が、輸出入銀行からの融資となるというものである。輸出入銀行には、連邦政府の2026年予算で輸出振興を目的としたファンド(スキム・エクスポート・ロンジャカン)が創設され、この一部を活用する融資となった。同ファンドをめぐっては、中国やオーストラリアの金融機関との提携も発表されており、同様の貿易保険スキームとも連携してマレーシア企業の輸出を促進していく。
今回の融資のもう一つ特徴的な点として、イスラム式であることである。ムダーラバやムラーバハなどの具体的な契約手法と、融資対象案件にどの程度イスラム法が適用されるかは、発表や報道内容からは不明である。一般的にイスラの金融の分野では、リゾートホテル・ビジネスはエンターテインメント要素が強くイスラム法に抵触する恐れがあるのではと、注意が払われている業種である。
フォーシーズンズ・ホテルは世界的に著名な高級ホテル・ブランドで、沖縄県には初めての進出となる。開業は2027年7月の予定である。
| 福島 康博(ふくしま やすひろ) 立教大学アジア地域研究所特任研究員。1973年東京都生まれ。マレーシア国際イスラーム大学大学院MBA課程イスラーム金融コース留学をへて、桜美林大学大学院国際学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。2014年5月より現職。専門は、イスラーム金融論、マレーシア地域研究。 |
【クアラルンプール】 国民車プロトンの電気自動車(EV)販売子会社、プロトン・
「e.MAS5」の予約は10月4日に受付を開始し、
ディーラーによると、「e.MAS5」
「e.MAS5」のバリエーションは「プライム」と「
(ポールタン、マレーシアン・リザーブ、11月12日)
【クアラルンプール】 外国人の長期滞在を奨励するマレーシア・マイ・セカンド・
同センターは民間企業のSTFグループの子会社であるSTFレべ
開所式に合わせてSTFと不動産開発を手掛けるリバーツリー・
観光芸術文化省によると2025年7月現在、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ザ・サン、
【クアラルンプール】 財務省は12日、
世界的な原油価格の上昇を受けた措置で、補助金なし「
このほか「ユーロ5 B10」および「B10」
次回の燃料価格改定は11月19日に発表される。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ポールタン、
【クアラルンプール】 美食ガイドとして世界的に親しまれている「ミシュランガイド」
新たに一つ星に選ばれたのは、「アカー」と「テラ・ダイニング」
二つ星・デワカンは、持続可能性の高いレストランに対する「
また、価格以上の満足感が得られるレストラン「ビブグルマン」
(ビジネス・トゥデー、11月12日、マレー・メイル、
【クアラルンプール】 格安航空エアアジアは、ジョホールバル(JB)
週3便の運航で、セナイ発は月・水・日曜日、昆明発は月・火・
就航記念として、セナイ発昆明行き片道469リンギ、
(ビジネス・トゥデー、11月11日、エアアジア発表資料)