【クアラルンプール=アジアインフォネット】 世界最大級のハラル(イスラムの戒律に則った)製品見本市「MIHAS2025」が17日、マレーシア国際貿易展示センター(MITEC)で開幕した。20日までの4日間の開催で、日本貿易振興機構(ジェトロ)は「ジャパン・パビリオン」を開設した。
「ジャパン・パビリオン」では、ジェトロ・ブースにてダイショー・フード(M)やJAFフード・インダストリーズ、ゼンカ・トレーディング(M)、フォーカル・マーケティングなどの日本産食品の輸入業者やフンドーキン醤油、オタフクソースなどの食品メーカーの商品を出展。このほか、ふぁん・じゃぱん(和牛)、小林食品(カツオ節)、マルハニチロ(デザート、ゼリー)、AGCホールディングス(和牛)が独自ブースを設置した。
「MIHAS2025」のテーマは「ハラルの卓越性の頂点」で、マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)によると、今年は前回(2024年)の2,028のブースを超える2,400のブースが開設された。80カ国・地域から参加が見込まれており、来場者数は4万5,000人に達すると予想されている。
2024年にドバイで開催されたMIHASの成功に続き、今年は11月5―10日の日程で中国国際輸入博覧会(CIIE)と併せて中国で「MIHAS@上海」が開催される。