【クアラルンプール=アジアインフォネット】 スペースシードホールディングス(本社・東京都港区)は18日、マレーシアで食品の卸売・小売を手掛けるJATライフと共同で、「抹茶を使わない新しいグリーンラテ」をグローバル展開すると発表した。

新タイプのグリーンラテは、沖縄・石垣島産のクロレラと、米麹を主成分とする。両素材は、血糖値上昇の抑制などが期待されており、ウェルネスドリンクとして開発が進められてきた。糖尿病が問題になっているマレーシア市場を皮切りに、2026年からアジア・欧州・中東圏で展開することを検討している。

スペースシードの鈴木健吾社長は、藻類研究で知られるユーグレナの共同創業者。JATライフは2024年創業で、セランゴール州に拠点を置く。両社は、スペースシードによるヘルスケア製品「DR.KENGO」ブランドのアジア展開などで、今年8月に覚書を締結していた。