ニトリ、KLの「マイタウン」にマレーシア13号店を出店へ

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 ニトリホールディングス(本社・札幌市)は、マレーシア13号店を12月19日にクアラルンプール(KL)のショッピングセンター「マイタウン」内にオープンすると発表した。ニトリグループの店舗としては1,052店舗目の出店となる。

ニトリの声明によると、「マイタウンショッピングセンター店」は「マイタウン」のレベル2に開店する。店舗面積は約340坪で、営業時間は午前10時―午後10時となっている。ニトリは現在マレーシアで、▽ららぽーとBBCC(KL)▽パビリオン・ブキジャリル(KL)▽IOIシティモール(プトラジャヤ)▽ワン・ウタマ(セランゴール州)▽ザ・モール・ミッドバレー・サウスキー(ジョホールバル=JB)▽トッペン(ジョホール州テブラウ)▽スリアKLCC(KL)▽ガーニー・パラゴン(ペナン州)▽NUセントラル(KL)▽パラダイム・モール(JB)▽アマン・セントラル・モール(ケダ州アロースター)▽i-シティ・シャアラム(セランゴール州)――に計12店舗を構えている。

「マイタウン」は、KL中心部に位置する大型ショッピングモールで、専門店や飲食店、エンターテインメント施設が揃っており、家族連れや若者を中心に幅広い客層に人気がある。

バティックエア、スバン空港発着の新規4直行便路線を開設

【スバン】 バティック・エアは、セランゴール州スバンのスルタン・アブドル・アジズ・シャー空港(スバン空港)からシンガポール、ジャカルタ、ジョホールバル(JB)、ランカウイへの4つの直行便路線を新たに開設した。

シンガポールとジャカルタへは12月8日、JB線は12月11日、ランカウイ線は12月12日から運航が開始された。運航はシンガポール、ジャカルタ、ランカウイがデイリー、JBは1日2便になる。チャンドラン・ラマ・ムティ最高経営責任者(CEO)は12日行われた就航式典で「今回の新規路線就航は政府のスバン空港再開発計画を支えるもの」と述べた。バティック・エアはスバン空港からこのほか、ペナン、コタバル、コタキナバル、クチン、バンコクへの路線を運航している。

スケジュールは、シンガポール線の「OD810」便がスバン発が7時30分、シンガポール着が8時35分。「OD811」便はシンガポール発が9時35分、スバン着が10時40分となっている。ジャカルタ線の「OD348」便はスバン発が9時、ジャカルタ着が10時10分。「OD349」便はジャカルタ発が11時、スバン着が14時05分。ランカウイ線の「OD1402」便はスバン発が11時30分、ランカウイ着が12時40分。「OD1403」便はランカウイ発が13時30分、スバン着が14時35分。

1日2便のJB線は、スバン発が14時45分と19時、JB発が16時25分と20時50分で、フライト時間はいずれも1時間になる。
(ザ・スター、ベルナマ通信、12月12日)

サンウェイ系11番目のサンウェイスクエアモールが正式開業

【ペタリンジャヤ】 サンウェイの小売部門であるサンウェイ・モールズは12日、セランゴール州に「サンウェイ・スクエアモール」を正式に開設した。

新モールは18億リンギ規模の大規模複合開発プロジェクト「サンウェイ・スクエア」の一角に位置。4階建てで、延べ床面積32万平方フィートとなる。人気カフェ「ケニー・ヒルズ・ベーカーズ」を併設した24時間営業の書店「ザ・ライブラリーbyブックエクセス」や、中国系雑貨店「KKV」、ボルダリング施設など130店舗で構成。すでに全店舗の賃貸契約が成立しており、現在95%の店舗が営業しているという。3,000台分の駐車場も備える。

中核となるスーパーマーケットとしては「ビレッジ・グローサー」が入店。スーパーを運営するザ・フード・パーベイヤーによると、同スーパーとしては今年4店舗目の新規出店になるという。

新モールは、サンウェイ・モールズにとって11番目のモールとなった。HCチャン最高経営責任者(CEO)によると、2025年には、全モールで新規・既存を合わせ計500店舗の改装・増築が行われたという。また今後、サンウェイ・イポー(ペラ州、2027年第4四半期)、サンウェイ・ピア(セランゴール州ポートクラン、2028年第1四半期)、サンウェイ・スレンバン・セントラル(ネグリ・センビラン州、2028年)、サンウェイRTS(ジョホール州ジョホールバル、2029年)の開業を予定しており、計15モール体制への拡大を目指す。
(ビジネス・トゥデー、エッジ、ベルナマ通信、12月12日)