国土交通省、ニライ技能短大で物流人材育成支援事業を実施

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 ネグリ・センビラン州のニライ技能短期大学(ニライ・ポリテクニク)でこのほど、国土交通省の物流人材育成支援事業として、約120人の学生に対する集中講義が行われた。

同省の5日の発表によると、集中講義は8月18日から7日間実施された。同省の職員から日本の物流政策や、コールドチェーン物流サービスに関する取り組みについて説明があったほか、佐川グローバルロジスティクス(本社・東京都品川区)の社員が講師として協力。日本の物流現場で採り入れられている、整理、整頓、清掃、清潔、躾という「5S」を意識した業務改善を実技形式で紹介したり、学生たちによるディスカッション形式での新規提案などが行われた

同省では、東南アジア諸国連合(ASEAN)での物流マネジメント人材を育成するため、SGH財団(事務局・京都市下京区)の協力のもと、2015年から同事業を実施。今年はマレーシア以外に、ラオス、ベトナムでも実施した。

マツダの新高級SUV「CXー80」「CXー60」販売開始

【クアラルンプール】 マツダ車の販売を手掛けるベルマツ・モーターは3日、6人乗り高級クロスオーバーSUV「CXー80」を発表。6月から先行予約を受け付けていた5人乗りの「CXー60」とともに、正式に発売を開始した。両車種ともにマレーシア市場初投入で、注目される。

新たに発表されたCXー80は、全輪駆動(AWD)のプラグインハイブリッド車(PHEV)モデル。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIVーG 2.5」と、17.8キロワット時(kWh)のリチウムイオンバッテリーを組み合わせた電動モーターを搭載する。8速オートマチックトランスミッションを採用。パワートレイン全体での最高出力は323馬力(328PS)、最大トルクは500Nmで、最高速度は195キロメートル(km)となる。電動モーターのみでの航続距離は、欧州基準(NEDC)で最大65km。

車内は2列目が左右独立式のキャプテンシート、3列目は2人掛けのベンチシートになっている。ボディーカラーは、メルティングカッパーメタリック、ロジウムホワイト、アーティザンレッド、プラチナクォーツ、ジェットブラックの5色展開。日本からの完全輸入車(CBU)で、マレーシア半島での価格は33万1,610リンギ(保険料込み)になる。
(ポールタン、ジグホイールズ、ローヤット・ドットネット、9月3日)

いすゞマレーシア、クアンタンに新しい3Sセンター開設

【クアンタン】 マレーシアいすゞは、パハン州クアンタンに新たな3S(販売、サービス、部品交換)センターをオープンした。新店舗はセマンブ工業地帯に位置しており、代理店のダイナミック・モーターズによって運営される。ショールームは毎日営業、サービスセンターは月曜日から土曜日まで営業している。

敷地面積は3,500平方メートルで、管理事務所が入っている中二階を含む建屋面積は1,700平方メートル。1階は顧客を迎える専用フロアで、建物内には各種ソフトドリンクを取りそろえた冷蔵庫やコーヒーマシン、リラックスできる回転椅子、カフェスタイルの椅子、テーブルを備えたラウンジがある。管理事務所は中2階にある。

ピックアップトラックのD-Maxシリーズに加え、いすゞの中型トラックのフォワードシリーズや大型トラックのギガシリーズを含む、いすゞ車全シリーズの販売とサービスを取り扱う。ショールームには、展示車両2台を収容できるスペースがあり、電子カタログやバーチャルリアリティ(VR)設備が用意されている。

いすゞマレーシアの山口朋之 最高経営責任者(CEO)は、「この最新のいすゞ3Sセンターのような店舗で顧客がより高いレベルの対応とサービスに満足して貰うことを願っている」と述べた。
(ポールタン、カーシフ、8月29日)

ジェトロKL、JBのデジタルコンテンツ見本市にブース開設

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール(KL)事務所は、ジョホールバル(JB)で9月2―4日の日程で開催される「東南アジア諸国連合(ASEAN)デジタル・コンテンツ・サミット(ADCS)」に独自ブースを開設すると発表した。

コンテンツをはじめとする日本企業の作品・製品のマレーシアでの販路拡大を目的として、ジェトロが運営する海外バイヤー専用オンラインカタログサイト「JAPAN STREET」の広報ブースを出展する。ブース内にはカタログに掲載されているゲーム作品の一部を試遊できるコーナーを設置し、マレーシアのバイヤー開拓を目指す。

バイヤーは「JAPAN STREET」に登録するだけで日本企業1万456社・7万8,820製品(8月26日時点)を閲覧でき、希望に応じてオンライン商談が可能となっている。

ファミリーマート、27年3月末までに国内で600店舗に拡大へ

【シャアラム】 コンビニエンスストアのファミリーマートは、マレーシア国内の店を現在の465店舗から、2027年3月末までに600店舗へと拡大させる計画だ。マレーシアでファミリーマートを展開するQLリソーシズが28日、明らかにした。

QLリソーシズは2016年、日本のファミリーマートとの間で、マレーシアにおける独占的なフランチャイズ契約を締結。もともと畜産、水産物製造、パーム油、クリーンエネルギーなどを手掛けてきたが、コンビニ事業にも参入した。2025年3月末現在、445店舗を展開しており、そのうち215店舗はハラル(イスラム戒律に則った)認証を受けたファミカフェという。またこの1年で自動販売機型の「FM Mini」48店舗を導入したほか、今年4―6月にかけて新たに20店舗をオープンした。

一方で近年、国内コンビニ業界は韓国系の「CU」や「emart24」が急増、マレーシア発の「BilaBilaマート」などの新規参入も相次ぎ、競争が激化している。さらに、売上・サービス税(SST)の拡大や最低賃金の引き上げ、関税措置の影響、店舗賃料の高騰などの外部要因もあり、経営環境は圧迫されている。

QLリソーシズのチア・リクカイ社長は同日開かれた年次株主総会後、店舗平均売上高の減少により、売上高は前年同期比6%増にとどまったと説明。「製造部門などに比べ利益率も低く、1桁台半ば」としつつ、長期的には成長を牽引する戦略事業とした。その上で、店舗拡大などを通じ「贅沢品の購入を減らし必需品に重点を置きつつある顧客のニーズに合った商品提供に注力していく」と述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、8月28日)

紀伊国屋書店の2号店、ダマンサラハイツに9月4日開業

【クアラルンプール】 紀伊国屋書店の現地法人キノクニヤ・ブックストアーズ(M)は9月4日正午、マレーシア2軒目となる新店を、クアラルンプール(KL)のショッピングモール「パビリオン・ダマンサラ・ハイツ」内にオープンする。

広さなどの詳細は明らかになっていないが、モールのレベル4の2区画に入居。書籍販売はもちろん、スリアKLCC店で好評の作家との交流会や、ブックディスカッションなどを通じ、文化交流の拠点としての役割を果たしていくという。

紀伊国屋はマレーシアでは1990年にイセタンKLCC店内で営業を始め、2001年にモール内に正式に店を構えた。来年25周年を迎える同店は、英語、日本語、中国語、マレー語によるさまざまなジャンルの書籍30万冊以上を揃え、地元の人からも「キノ」の愛称で親しまれてきた。現在は、エクスチェンジTRXモールの西武百貨店内に、文房具などのカウンターも構えている。海外ではマレーシアを含む10カ国で45店を営業しているという

日系書店では、「蔦屋書店」が2022年にマレーシアに初進出し、現在3店舗を運営。台湾の「誠品書店」も2022年に進出するなど注目されている。
(ザ・スター、8月27日、マレー・メイル、8月26日)

ゲオ、「セカンドストリート」クイルシティモール店を来月開業

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 総合リユースショップ「セカンドストリート」の新店舗が9月11日、クアラルンプール(KL)のクイル・シティ・モール内にオープンする。運営するゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)が27日、発表した。

クイル・シティ・モール店は147坪の大型店で、マレーシアは28店舗目となる。営業時間は10時ー22時。

オタフクソース、ネグリセンビラン州に新社屋・工場を開設

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 オタフクソース(本社・広島市)は26日、マレーシア現地法人、オタフクソースマレーシアがネグリ・センビラン州に社屋と工場を新設し、セランゴール州クランにあった旧施設から移転したと発表した。今後のさらなる需要拡大を見据えた生産能力の向上が目的。

新工場の面積は9,066平方メートルで、年産能力は6,000キロリットル。お好みソース・焼そばソース・たこ焼ソースなどのソース、たれ、酢などの液体調味料を製造する。新社屋にはお好み焼店さながらの大きな鉄板を備えたキッチンも設置している。工場はすでにマレーシア・イスラム開発局(JAKIM)よりハラル(イスラムの戒律に則った)認証を取得しており、2025年7月1日より稼働開始している。

オタフクソースマレーシアは2016年4月の設立で、2017年3月には自社およびODM製品16品目において、JAKIMよりハラル認証を取得した。米国ロサンゼルス工場、中国・青島工場に続く海外工場で、グループで唯一のハラル調味料専用工場を持つ。お好み焼などの日本食の認知度と人気の高まりに伴い、オタフクソースマレーシアの生産量は年々増加しており、現在では製造品目が100アイテムを超えている。

三井アウトレットKLIA、9月21日まで独立記念イベント展開

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港セパン(MOP KLIA)は9月21日まで、独立記念日を祝うさまざまなイベントやプロモーションを実施している。

今年のテーマは 「ブンガラヤ:誇り高く咲き誇れ」。モール内は国花のブンガラヤ(ハイビスカス)や国旗、赤・白・青を基調とした飾りつけなどでお祝いムードに包まれている。週末には、ダンスショーやパレード、子ども向けフェイス・ペインティングなども展開される。有名ブランドの最大70%セールなども実施される。

また期間中、200リンギ以上の買い物(レシート合算2枚まで)で、次回の買い物で使える最大50リンギ分のキャッシュバウチャーが提供される。対象店舗で310リンギ以上の買い物(同)には、高級チョコレートやコインケースなどの無料プレゼントがあるほか、680リンギ以上の買い物(同)で、マッサージチェアなどが当たる抽選に参加できる。さらにアプリ会員には期間限定で通常の8倍のポイントが付与される特典もある。

8月生まれの人を対象に8月31日まで、50リンギのバウチャープレゼントもある。
詳しくはホームページ(https://mitsui-shopping-park.com.my/MOPKLIA/

ハイケム、サラワク州における燃料電池バス導入で覚書締結

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 化学品商社兼メーカーのハイケム(本社・東京都港区)は22日、サラワク州の大手バス運行会社、ビアラマス・エクスプレスと同州における燃料電池バス(FCバス)の導入・推進に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

ビアラマスが持つ地域バス運行に関する知見と広範な車両ネットワークと、ハイケムが提供する水素輸送技術、高効率アルカリ水電解槽/膜技術、中国FCスタックサプライヤーとのパートナーシップなど、様々なソリューションを融合させることで信頼性が高い環境に優しい交通手段を提供していく。

ハイケムは2025年5月にサラワク・ペトケムとMOUを締結しており、サラワク州ビントゥルの石油化学工業団地で両社が協力してハイケムのSEG技術(合成ガスからエチレングリコールを製造する技術)を活用したプラントの開発・建設を計画している。

サラワク州では、豊富な水力資源を活用し、合計約3.5ギガワットの水力発電所が稼働しており、グリーン水素製造において大きな潜在性を有している。同州は独自の水素ロードマップを策定して水素経済の確立を目指しており、2030年までに年間10万トンの水素製造を目標としている。直近では、水素燃料供給施設の試験運用の開始や水素を燃料とする公共交通機関の導入などが積極的に進められている。