格安航空エアアジア、KL―印ポートブレア線を開設

【クアラルンプール】 格安航空エアアジアは13日、クアラルンプール(KL)―印ポートブレア線の運航を11月16日に開始すると発表した。ポートブレアはリゾートアイランドとして知られるインド領アンダマン諸島の中心都市。

火・木・土曜の週3往復の運航で、スケジュールは往路の「AK65」便がKL発10時40分、ポートブレア着10時20分。復路の「AK64」便がポートブレア発10時55分、KL着16時15分となっている。

新路線の開設を記念して、片道199リンギからの特別運賃を提供する。対象旅行期間は2024年11月16日から2025年10月25日までで、2024年8月19日まで専用アプリ「エアアジアMOVE」およびウェブサイト(airasia.com)から予約できる。

エアアジアにとってインドで17番目の路線で、ポートブレアへの直行便を飛ばす初の東南アジア諸国連合(ASEAN)の航空会社となる。エアアジアは2024年だけで、ジャイプール、ブバネーシュワル、コーリコード(カリカット)線などインド線8路線を開設している。
(ザ・サン電子版、ビジネス・トゥデー、8月13日、エアアジア発表資料)

ジャヤグローサー、エコワールドのカジャン高層住宅に出店へ

【クアラルンプール】 不動産開発のエコ・ワールド・デベロップメント・グループ(エコワールド・マレーシア)は、スーパーマーケット・チェーンのジャヤ・グローサーとの間で、セランゴール州の高層住宅「セドゥドゥク・D・カジャン」への出店に関する覚書(MoA)を締結した。

6.92エーカーの「セドゥドゥク・D・カジャン」は5ブロック、合計1,220戸のサービスアパートを中心とした開発で、2027年の完成時には、2,500人以上が居住する予定。サービスアパート価格は40万リンギから。高速道路やマレー鉄道(KTM)および首都圏大量高速輸送(MRT)のカジャン駅にも近く、交通の利便性が高いという。

ジャヤ・グローサーは、サービスアパートから徒歩1―2分の場所に位置する、商業エリア「セドゥドゥク・スクエア」の25店舗のうち8店舗分、面積にして約1万5,000平方フィート(約1,390平方メートル)のスペースに入居するという。
(エッジ、エッジプロップ、8月13日)

テスラはマレーシアで工場開設を約束していない=投資貿易相

【クアラルンプール】 タイの日刊紙「ザ・ネーション」が、米テスラがマレーシアを含む東南アジアに工場を建設する計画を断念したと報じたことについて、テンク・ザフルル投資貿易産業相は、「テスラがマレーシアでの工場建設を約束したことはない」とそもそも決まっていた話ではなかったと説明した。

ザフルル氏は同報道について、「匿名の情報源を引用しているだけで、テスラからの公式な声明は含まれていない」と指摘。投資貿易産業省はテスラがマレーシアに工場を開設するとは一度も発表していないとし、「投資誘致についてテスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏と協議したことはあるものの、テスラはマレーシアに工場を開設するとは一度も約束していない」と述べた。

その上でザフルル氏は、テスラはマレーシアの電気自動車(EV)エコシステム強化を目的とした政府のイニシアチブには参加していると指摘。これまでのところ、このイニシアチブへの参加を申請し承認されたのはテスラだけだとした。

イニシアチブ参加条件には、180キロワット時(kWh)以上の容量の急速EV充電器を少なくとも50台設置すること、マレーシアで設置した急速EV充電器の少なくとも30%を一般利用に開放すること、EV充電サービス産業エコシステムの開発で少なくとも10社の地元企業と協力することなどが含まれているという。

アンワル・イブラヒム首相は昨年7月、テスラおよびマスク氏のハイテクベンチャー企業、スペースXからマレーシアへの大規模投資を発表し、これにより数万人規模の高付加価値雇用が創出されると述べていた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、フリー・マレーシア・トゥデー、8月8日)

軽油価格を5セン値下げ、補助金合理化以降で初めて

【クアラルンプール】 財務省は7日、マレーシア半島部におけるディーゼル油(軽油)の小売価格を8月8日から14日まで1リットル当たり5セン値下げし3.30リンギにすると発表した。ディーゼル油合理化実施に伴い、補助金なしのディーゼル油小売価格が6月10日付けで適用されてから初めての価格変更となる。

財務省は声明で、最近の世界的な原油価格の下落によりマレーシア半島部のディーゼル価格を引き下げたと説明。今後も引き続き原油価格の動向を監視し適切に対応すると述べた。

なお同期におけるサバ、サラワク州、ラブアンのディーゼル価格は2.15リンギで据え置き。全国のガソリン価格も、ハイオクガソリン「RON97」が3.47リンギ、レギュラーガソリン「RON95」が2.05リンギでそれぞれ据え置きとなった。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、フリー・マレーシア・トゥデー、8月7日)

テスラがマレーシア工場建設計画を中止か、タイ紙報道

【クアラルンプール】 米国の大手電気自動車(EV)メーカー、テスラが、マレーシアを含む東南アジアにおけるEV組立工場建設を断念した模様だ。タイの日刊紙「ザ・ネーション」が同国政府筋の情報として報じた。

テスラの東南アジアのEV工場建設予定地としては、タイ、マレーシア、インドネシアが有力視されていたが、テスラはこれを断念。現在、充電施設についてのみ設置検討を進めており、新たな工場計画は全世界で停止しているという。
政府筋によると、マレーシア、インドネシア、中国、アメリカ、ドイツ以外の地域での工場建設計画はないため、工場建設中止の決定はアジアおよびそれ以外の地域からの投資撤退の一環だとしている。また昨年、テスラの東南アジア進出を主導した幹部チームはその後解散したとみられるという。

アンワル・イブラヒム首相は昨年7月、テスラおよび創始者のイーロン・マスク氏のハイテクベンチャー企業、スペースXからマレーシアへの大規模投資を発表し、これにより数万人規模の高付加価値雇用が創出されると述べていた。

テスラは2023年10月にマレーシア本社とサービスセンターをセランゴール州サイバージャヤに開設している。同州のアミルディン・シャリ首相は、テスラの投資が多くの国際的なバッテリー技術関連企業に対して同州への投資を促すことになるとの期待を示していた。
(デイリー・エクスプレス、フリー・マレーシア・トゥデー、8月7日)

シャアラムの「iシティー」で観光タワー「スカイシティー」を起工

【クアラルンプール】 セランゴール州シャアラムで「iシティー」の開発を行うアイ(I-BHD)は6日、観光タワー「スカイシティー」の起工式を実施した。

「スカイシティー」は、LED照明で装飾された60メートルのタワーに600メートルのガラス製滑り台を備えたもので、新たな観光名所となることが期待されている。 今年12月11日に一般公開の予定。

iシティー・セランゴールのテンク・アハマド・シャー会長は、来年iシティーは500万人の観光客を誘致する見込みだとし、ビジット・セランゴール・イヤー2025(セランゴール観光年)の観光客誘致目標(700万人)に大きく貢献できると述べた。

起工式に参加したセランゴール州のアミルディン・シャリ首相は、「観光サービス部門は州経済を牽引する重要な役割を担っており、州の国内総生産(GDP)の26.5%を占めている」と述べた。
(エッジ、ベルナマ通信、8月6日)

格安航空スクート、10月23日にシンガ―マラッカ線を就航

【シンガポール】 シンガポール航空(SIA)の格安航空子会社スクートは6日、シンガポール―マラッカ線を10月23日に就航すると発表した。小型ジェット旅客機のエンブラエル「E190-E2」型機2機が新たに9、10月に納入されることを受けたもの。これによりマレーシア線は10月までに週115便になる見込みだ。

スクートの予約サイトによると、マラッカ線は月・水・金・土・日曜の週5便の運航の予定。8月6日から航空会社のウェブサイトとアプリで予約可能となった。運賃は69シンガポールドル(税込み)から。

スクートは先ごろ、9月1日からシンガポールとセランゴール州スバン空港(スルタン・アブドル・アジズ・シャー空港)を結ぶ路線を就航すると発表。7月18日に予約受付を開始した。

スクートは「E190-E2」型機を合計9機発注しており、現在は2機を保有。年内に5機目も納入される見込みだ。同機増強により、マラッカ線のほかシンガポール―クルタジャティ(インドネシア・西ジャワ州)線も9月28日に就航する予定。
(星ストレーツ・タイムズ電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、8月6日)

来年度予算案は物価対策に重点=アンワル首相

【プトラジャヤ】 アンワル・イブラヒム首相(兼財務相)は、10月18日に下院議会に上程する予定の2025年度予算案について、生活費の高騰への対応やカルテル・独占問題に対する取り組みに重点を置く方針だと明らかにした。

アンワル首相は6日に開催された財務省の月例会議で、生活必需品の価格が安いにもかかわらず国民が依然として物価に懸念を抱いていることから、財務省にこれに関する政策を起草するよう命じたと言明。「我が国の砂糖、油、小麦粉、食用油は最も安い水準にあるが、国民は依然として負担を感じている」、「よって来年度予算では、これまで議論してきた問題だけでなく、カルテル、独占などにも対処しなければならない」と述べた。

その上でアンワル首相は、補助金の漏出、汚職、密輸、カルテルなどの様々な問題によって生活費上昇が引き起こされていると指摘。財務省の予算計画担当者は他の省庁と協力して政策や執行措置に取り組むべきだとし、財務省が主導する省庁横断的な取り組みの重要性を強調した。
(ザ・スター電子版、マレー・メイル、8月6日)

ベルジャヤフード、北欧3カ国でスターバックスの運営権取得

【クアラルンプール】 ベルジャヤ・グループのF&B(飲食)部門、ベルジャヤ・フードは5日、海外事業部のベルジャヤ・フード・インターナショナル(BFI)がアイスランド、デンマーク、フィンランドの北欧3カ国におけるカフェチェーン「スターバックス」の運営権を獲得したと発表した。

マレーシアのF&B上場企業が北欧市場に参入するのはこれが初めて。BFIは声明で「BFIは現地での雇用と調達に注力するとともに、料理と運営のノウハウを提供する」と述べた。

ベルジャヤ・フードのシドニー・キーズ最高経営責任者(CEO)は「当社の専門知識と情熱を北欧のコーヒー文化に持ち込み、温かいマレーシアのおもてなしを紹介し、スターバックスの「サードプレイス(第3の場所)」コンセプトの体験を提供できることを嬉しく思う」と述べた。

ベルジャヤ・フードは現在、スターバックスのほか、▽ケニーロジャース▽クリスピークリームドーナツ▽パリバゲット――の各飲食チェーンを運営。今年4月にフィリピンで「パリバゲット」の1号店をオープンし、シンガポールでも運営契約を締結した。

現在、マレーシアとブルネイで400店舗を超える「スターバックス」を運営しており、マレーシア国内では「パリバゲット」5店舗、「ケニーロジャース」 70店舗、「サラ」7店舗、シンガポールでは「ジョリビーン」34店舗を構えている。
(ザ・スター電子版、エッジ、8月5日)

農業展示会「MAHA2024」、 9月11日―22日開催

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 駐日マレーシア大使館農務部は5日、100周年を迎えるマレーシア最大の農業展示会「MAHA 2024」を9月11日―22日に開催すると発表した。

農業食糧安全省が主催する「MAHA」 は、隔年で開催される農業、園芸&アグロツーリズム分野の大型イベント。「MAHA2024」のテーマは「夢が咲く明日を収穫する」で、国際的な参加を増やし、食糧安全保障分野における回復力の開発を促進し、若者が農業業界を収入源として考えられるためのイベントを目指す。

前回の「MAHA2022」はパンデミック後の制限のため、オンライン・オフライン(会場)両方のハイブリッド形式で行われ、来場者延べ120万人、オンライン来場者25万人を集客した。「MAHA2024」では来場者300万人、販売額4,000万リンギ、出展社数2,000社を目標として掲げている。

9月11―13日は業界関係者向けトレードショー(事前登録が必要)となり、9月14―22日が一般公開日となる。開催場所は、セランゴール州セパンの農業公園「MAEPSセルダン」で、入場料は無料。

駐日マレーシア大使館農務部は声明で、「MAHA2024」は日本の農業および食品業界関係者にとり、マレーシアの同業者と新たなビジネス、市場の見通し、投資機会を探求するための場となるとし、今後のマレーシア製品の日本市場での展望について共有し、マレーシアで日本製品を宣伝する最適な機会となると述べた。