【クアラルンプール】 イオン・リテイル・マレーシアは、ネットスーパーの試験運用を8月中に開始する。正式スタートは、年末もしくは来年初頭を予定している。
シャフィ・シャムスディン最高経営責任者(CEO)は、8月31日のムルデカ・デーに先駆けて、28日のスタートを予定していると言明。マレーシアが独立してから63周年を迎えることを記念して、63時間の試用運用を行うと明らかにした。9月29日にも試験運用を予定しており、正式スタートを目指して準備を行うと言明。現在は生鮮品と食料品のみを取り扱う「フレッシュ・マイイオン」を運営しているが、それ以外の商品も提供するフルサービスを提供できるようになるとした。
マレーシア・イオン基金は、宅配運転手「イオンライダー」の育成に向けて、300台の二輪車を寄付した。運転手はイオンとの間で雇用契約を結び、商品の宅配を行う。まずは首都圏クランバレー、ペナン、ペラ州で行い将来的にはサバ州でも実施する。1年後に成績が良い運転手には二輪車の所有権を与える他、正社員として雇用される機会が与えられるという。
(マレーシアン・リザーブ、8月7日)