【クアラルンプール=アジアインフォネット】 マレーシア初となる都心型アウトレット「三井アウトレットパークBBCC」が1日、クアラルンプール(KL)に開業した。

アウトレットは、2022年1月に開業した三井ショッピングパークららぽーとブキッ・ビンタンシティセンター(ららぽーとBBCC)の改装に合わせ、レベル3の約半分を占める形で開設された。三井不動産がマレーシアで手掛けるアウトレットとしては、クアラルンプール国際空港セパン(MOP KLIA)に続く2店舗目で、より気軽にアウトレットを楽しみたいというニーズに応えた。

スポーツブランドや、MOP KLIAにはない韓国コスメブランドなど、若者に人気の約40のブランドが出店する。

そのほか、ららぽーとBBCCでは今回の改装で、7月以降、新たに日系企業を中心にさまざまな店舗が開業している。カジュアル衣料「グローバルワーク」は、7月に開業したタイ・バンコク店に続き海外8店舗目としてマレーシア初進出。オンライン販売を中心とするストリートブランド「Over Print」は、初の常設店を構え、人気アニメとコラボしたTシャツなどを販売する。イオンを中心に展開するファミリー向けアミューズメント「モーリーファンタジー」では、ポケットモンスターとのコラボや、人気リズムゲーム「太鼓の達人道場」の東南アジア初の公式認定コーナーを併設している。

2025年第4四半期にかけても、アニメ、コミック、ゲームの「ACG」と呼ばれるポップカルチャーファン向けのゾーンや、シンガポール行きのバスなど「トランスポーテーションハブ」ゾーンなどを充実させていく。