【クアラルンプール=アジアインフォネット】 中古品流通などを手掛けるコメ兵ホールディングス(本社・愛知県名古屋市)は12日、クアラルンプール(KL)の商業施設「ロット10」内に「コメヒョー・ロット10店」を出店すると発表した。

オープンは10月3日を予定。店舗面積は102平方メートルで、宝石、時計、バッグなどを販売する。コメ兵は2024年4月、香港の連結子会社、コメヒョー・ブランド・オフ・アジアがマレーシアに子会社、コメヒョー・マレーシアを設立すると発表。資本金は600万リンギで、宝石・貴金属、時計、バッグの仕入れおよび販売を行うとしていた。

コメ兵ホールディングスは以前の声明で、海外ブランドリユース市場でシェアを拡大していくうえで、経済成長が著しいマレーシアは一人あたりの所得が東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でシンガポールに次いで高いなど、様々な観点で重要な拠点になるとみて注目していたと説明していた