On 2025年8月13日2025年8月12日 by asiainfo Posted in 経済 【クアラ・クブ・バル】 セランゴール州農業開発公社(SADC)の乳牛複合施設、エサン・デイリーファームの起工式が10日、アハマド・ザヒド副首相らを招いてスンガイ・テンギで開催された。2026年1月の操業開始を予定している。 マレーシア全体で94.7%に上っている乳製品の輸入依存度の低減が目的。乳製品の輸入額は年間46億リンギに上っているという。エサン・デイリーファームの面積は9.7ヘクタールで、オーストラリアから輸入した高品質なジャージー・ホルスタイン種の乳牛1,200頭を飼育。年間最大180万リットルの生乳を生産する。 ザヒド氏はプロジェクトは年間750万リンギ以上の収入、100人以上の雇用を創出すると言明。「スマート農場管理技術、自動化、デジタル動物衛生システムを統合し、地元乳製品の加工、包装、マーケティングを含む下流の農業産業エコシステムの発展を支援する」と述べた。 (ビジネス・トゥデー、ザ・サン、ベルナマ通信、8月10日)