【クアラルンプール=アジアインフォネット】 糖尿病合併症である足病変の重症化予防に取り組むヘルステック・スタートアップのセカンドハート(本社・京都府長岡京市)は、リバネスキャピタル(本社・東京都新宿区)から資金調達し、マレーシアでの事業基盤を強化すると発表した。
リバネスが運営する「ジャーミネーションファンド1号投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の資金調達により、当社が開発・提供する足病診療支援プラットフォーム「Steplife(ステップライフ)」の機能強化を加速させるとともに、喫緊の課題である東南アジア諸国連合(ASEAN)地域、特にマレーシアにおける事業基盤の構築と臨床的価値実証(PoC)を本格化させ、糖尿病による足切断ゼロ社会の実現に向けた歩みを強めていく。
具体的には▽マレーシアにおけるPoC(臨床的価値実証)の推進▽ASEAN市場向けプロダクト開発の加速▽グローバル事業開発体制の強化――を図っていく。