【クアラルンプール=アジアインフォネット】 スペースシードホールディングス(本社・東京都港区)は18日、
新タイプのグリーンラテは、沖縄・石垣島産のクロレラと、
スペースシードの鈴木健吾社長は、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 スペースシードホールディングス(本社・東京都港区)は18日、
新タイプのグリーンラテは、沖縄・石垣島産のクロレラと、
スペースシードの鈴木健吾社長は、
【クアラルンプール】 不動産開発のトロピカーナ・コーポレーションは、
今回対象となるのは、
またトロピカーナは、
(マレーシアキニ、11月19日)
【シャアラム】 セランゴール州のアミルディン・シャリ首相は17日、
アミルディン氏はこの日開かれた州議会で「
さらに現在は地元の大学などと連携し、
(ビジネス・トゥデー、マレー・メイル、11月17日)
【クアラルンプール】 アンソニー・ローク運輸相は、
ローク氏は17日の下院議会における運輸省の委員会レベル審議で
LRT3はセランゴール州ペタリンジャヤのバンダル・
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、マレー・メイル、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 三重県農林水産物・食品輸出促進協議会水産部会は18日、
18日の対面開催には▽百福▽あづまフーズ▽A-LINE▽
対面開催では乾燥ノリ製品、水産加工品(たこわさびなど)、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 高級美容ブランド「ReFa」(リファ)を手掛けるMTG(
販売されるのは、リファの代表的なヘアケアシリーズ「
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 第17回サバ州議会選挙(定数73、小選挙区制)
ハジジ州首相が率いる同州与党連合・サバ国民連合(GRS)
このほか先ごろGRSを離脱したサバ国土連帯党(サバSTAR)
無所属立候補者は74人で、
2020年9月の前回州議会選挙では当時、
【クアラルンプール】 クアラルンプール新国際空港(KLIA)
空港運営会社であるマレーシア・エアポート・ホールディングス(
11月15日からの第1段階では検査、試験、調整、検証、
エアロトレインは、設備老朽化を受けて政府が約4億5,
MAHBのモハメド・イザニ社長は、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ザ・スター電子版、
【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)のガーデン・
ガーデンを運営するテイラーズ・スクールズによると、
さらに第2期工事として、8,
ガーデンは1951年創立で、来年創立75周年を迎える伝統校。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、

第534回:米マレーシア貿易協定解説(1)
10月26日、ASEAN首脳会議に合わせてマレーシアを訪問したトランプ大統領とアンワル首相の間で「米国・マレーシア相互貿易協定(Agreement between the United States of America and Malaysia on Reciprocal Trade)」が締結されました。この協定には、マレーシア側が米国に対して行った関税・非関税障壁に関する譲歩だけでなく、マレーシア側が米国から得た関税面での譲歩も含まれているため、形式的にはFTAとみなせるものです。
実質的にはマレーシア側の片務的な譲歩という性格が強いにもかかわらず、この貿易協定はなぜ「相互(Reciprocal)」を称し、FTAの形式を取っているのでしょうか。筆者は、もしマレーシアが米国に対して行った譲歩がFTAによるものでない場合、WTOの最恵国待遇(MFN)原則により、他のすべてのWTO加盟国に米国と同じ好待遇を与えなければならなくなるためであると見ています。
FTAはWTOのMFN原則の例外とされるため、FTA内で行った譲歩をFTA相手国に限ることが許されます。したがって、今回の米国に対するマレーシア側の譲歩について他国はWTOのMFN原則を唱えて同様の待遇を求めることができません。米国はマレーシア側が行った譲歩を独占できることになります。
この協定においてマレーシアは米国に対して多くの譲歩を行っています。化学製品、機械・電気機器、金属、乗用車、乳製品、園芸製品、鶏肉、豚肉、米、燃料エタノールなど広範な品目で関税の引き下げ・撤廃を行っています。即時撤廃品目のほか、5年・9年かけて段階的に撤廃される品目もあります。また、豚肉、牛乳・クリーム、鶏肉などに対して無税輸入枠が設定されています。
あまりニュースになっていませんが、注目されるのは米国製自動車について排気量に関わらず物品税(excise duty)の最低税率を適用することになっている点です。例えば、Jeep Grand Cherokeeをマレーシアに輸入した場合の物品税は通常125%となりますが、この協定により同カテゴリー内の最低税率である80%が適用されることになります。さらに通常はAPによって制限されている輸入車の台数上限からも米国車は除外されること、米国の安全基準・排出基準を満たした自動車をマレーシアがそのまま受け入れることになっています。
米国の自動車メーカーでマレーシアにおいて2024年に最も売れたのはフォードの6232台(シェア0.8%)であり、マレーシアの自動車市場に大きな影響を及ぼすとは考えにくいものの(あるいは考えにくいため)、自動車分野においてマレーシアはほとんど全面的に米国へ譲歩したと言えます。
| 熊谷 聡(くまがい さとる) Malaysian Institute of Economic Research客員研究員/日本貿易振興機構・アジア経済研究所主任調査研究員。専門はマレーシア経済/国際経済学。 【この記事のお問い合わせは】E-mail:satoru_kumagai★ide.go.jp(★を@に変更ください) アジア経済研究所 URL: http://www.ide.go.jp |