【クアラルンプール】 ジョホール州のジョホールバル(JB)セントラル―
1月1日を予定しているJBセントラルまでの高速電車運行サービ
モハマド・ファズリ氏はまた、ケンパス―
(ザ・スター電子版、ポールタン、12月1日)
【クアラルンプール】 ジョホール州のジョホールバル(JB)セントラル―
1月1日を予定しているJBセントラルまでの高速電車運行サービ
モハマド・ファズリ氏はまた、ケンパス―
(ザ・スター電子版、ポールタン、12月1日)
【クチン】 サラワク州営航空会社エアボルネオは、マレーシア航空グループ (MAG)傘下のMASウィングスの買収に伴い、
MASウイングスの買収は2025年2月12日に締結された株式
買収後の優先事項としては、現在国内およびサバ州・
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ザ・スター電子版、
【クアラルンプール】 マレーシア航空(MAS)は11月29日、クアラルンプール(
KL―ブリスベン線は火、木、金、土、日曜の週5便の運航。
ブリスベン線の就航によりMASのKL―
(マレーシアン・リザーブ、エッジ、ベルナマ通信、
【クアラルンプール】 クアラルンプール新国際空港(KLIA)
VAMSは、2026年のマレーシア観光年(ビジット・
空港運営会社マレーシア・エアポート・ホールディングス(
MAHBはより長時間駐車する必要がある人には、短時間駐車場(
(ビジネス・トゥデー、マレー・メイル、ベルナマ通信、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 タカラトミー(本社・東京都葛飾区)は、
KLの「トミカブランドストア」は上海(
トミカブランドストアは、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」
「トミカ」
【イポー】 ペラ州政府は2026年1月から使い捨てプラスチック袋を州内で
テー氏は、
テー氏によると、ペラ州におけるプラスチック汚染税収額は、
今年年初9カ月の税収額はすでに36万1,510.
(ザ・サン、ベルナマ通信、11月28日)
【サイバージャヤ】 政府は1日から、すべての通信事業者に対し、
国家サイバーセキュリティ局(NACSA)によると、
MyデジタルIDのニック・イブラヒム最高経営責任者(CEO)
また道路運輸局によるMyJPJアプリも2026年1月から、
なお雇用ビザなど外国人の場合、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 第17回サバ州議会選挙(定数73、小選挙区制)
大連立政権としては勝利したとはいえ、
第2次ハジジ連立政権は、
野党ではシャフィー・アプダル前州首相率いるサバ遺産党(
2020年9月の前回州議会選挙では当時、

第913回:どのEQがどのCQを伸ばす? 日本人駐在員184名で判明した“感情的知性 → 文化的知性”の関係(後編)
前回からの続きです。分析の結果、次のことが明らかになりました。
→ 他人の気持ちに敏感な人ほど、異文化の人とも積極的に関わり、 柔軟に行動を変えられるということです。
→ 自分の状態に気づける人は、 異文化での経験を振り返りながら改善できるという結果です。
動機づけCQ(異文化に向き合う意欲) を高める
→ 落ち込んでも気持ちを立て直せたり、感情を整えたりできる人ほど、 異文化への挑戦を続けられることが示されています。
→ つまり「異文化で強くなる人」は、 必ずしも海外経験が長い人ではなく、「感情を理解し扱える人」 である可能性が示唆されます。
これらの結果から、赴任前研修で「他者の感情理解」「自己理解」「 感情の調整方法」などを鍛えることが、赴任後の異文化適応(意欲や行動の柔軟性)を高める可能性が高いことが分かります。どのEQを伸ばせば、 どのCQが伸びるのかが初めて明らかになったため、 人材育成や選抜をより効果的に行えるようになると期待されます。
本研究は、 EQの4つの力がCQの4つの力にどのようにつながるのかを初めて統計的に示した研究です。特に「他者の感情理解」「 感情の活用と調整」が、 異文化への意欲と行動に強く影響することが分かりました。 今後は研修や教育の中でEQを効果的に育てることで、 CQを高める新しいアプローチが可能になると考えられます。
Kokubun, K., Nemoto, K., & Yamakawa, Y. (2025).
What kind of emotional intelligence enhances what kind of cultural intelligence: Analysis using emotional and cultural intelligence facets of expatriates. International Journal of Intercultural Relations, Volume 110, 102332.
2026年1月16日まで、 以下のURLで全文をご覧いただけます。https://authors.elsevier.com/a/1mApwXTj0QRRa
| 國分圭介(こくぶん・けいすけ) 京都大学経営管理大学院特定准教授、 |

第912回:どのEQがどのCQを伸ばす? 日本人駐在員184名で判明した“感情的知性 → 文化的知性”の関係(前編)
前回までは、中小企業の両利きやグリーンイノベーションについてお話しました。中小企業は、持続可能性のための理想の追求と、自社の能力に合わせた現実の追求との間で、両手利きを活用して慎重にバランスを取る必要があります。
さて、今回からは、筆者が発表する論文の内容を順番に紹介したいと思います。今回は、駐在員の「文化的知性(CQ)」 と「感情的知性(EQ)」についてです。
現代の企業では海外赴任や国際的な仕事が増えており、 異文化の中でも上手く働くために必要なCQ と、人の感情を理解してうまく扱うEQ が注目されています。しかし、「どのようなEQの力が、 どのCQの力を高めるのか」 という具体的な関係はこれまでほとんど分かっていません。そこで、 米国およびカや東アジアで働く日本人駐在員184名を対象に調査を行 い、EQとCQのそれぞれの“側面”に着目して、 両者がどのようにつながっているのかを詳しく分析しました。
EQには、主に次の4つの力があります。
一方、CQにも4つの力があります。
次回に続きます。
☆調査概要
WEBアンケートが2023年10月24日から2024年3月2 5日にかけて行われました。東西8カ国・地域(中国、インドネシア、マレーシア、 シンガポール、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム)に駐在する23歳から76歳までの女性12 人、男性172人の計184人が参加し、全員のデータが有効回答とされました。調査にご協力くださった方々にこの場を借りて心より感謝申し上げます。
Kokubun, K., Nemoto, K., & Yamakawa, Y. (2025).
What kind of emotional intelligence enhances what kind of cultural intelligence: Analysis using emotional and cultural intelligence facets of expatriates. International Journal of Intercultural Relations, Volume 110, 102332.
2026年1月16日まで、 以下のURLで全文をご覧いただけます。https://authors.elsevier.com/a/1mApwXTj0QRRa
| 國分圭介(こくぶん・けいすけ) 京都大学経営管理大学院特定准教授、 |