【クアラルンプール】 世論調査機関、ムルデカ・
同調査はマレーシア・
両国の関係については84%が「良い」と回答。前回の70%
両国関係の方向性については、「正しい方向」が77%で、「
昨今急増している中国によるマレーシア投資については、「
(フリー・マレーシア・トゥデー、12月18日、ムルデカ・
【クアラルンプール】 世論調査機関、ムルデカ・
同調査はマレーシア・
両国の関係については84%が「良い」と回答。前回の70%
両国関係の方向性については、「正しい方向」が77%で、「
昨今急増している中国によるマレーシア投資については、「
(フリー・マレーシア・トゥデー、12月18日、ムルデカ・
【東京】 サラワク州のアバン・ジョハリ首相は18日、
e-メタノールは合成燃料の一種で、
従来、メタノールは天然ガスを原料として生産される。アバン・
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ボルネオ・
第889回:やりがい搾取(4)なぜ努力と報酬の「バランス」が大事なのか?
前回は、努力と報酬の不均衡(effort-reward imbalance, ERI)ややりがい搾取と、内発的動機づけとの境界は曖昧であることを述べました。
従業員の視点から見ると、ERIはネガティブな経済行動や心身の病気と関連しており、また、やりがい搾取は搾取される人の性格と関連しています。同時に、経営者にとっても、内発的動機づけには協調性の低下などのネガティブな側面があります。これらは、個々の従業員のやりがいと努力に頼る経営は、短期的には成功するかもしれませんが、長期的に維持するのは難しいことを示唆しています。以上を踏まえて、今後は、(1)ERIややりがい搾取についての理解を深める、(2)これらが発生する可能性が高い仕事の種類を特定する、(3)ERIややりがい搾取が仕事によってどの程度許容されるのか、あるいは許容されないのかを明らかにするための研究が必要です。以下では、この3つのポイントを順番に見ていきます。
まず、多くの研究がERIとやりがい搾取がストレスを引き起こすと主張していますが、そのメカニズムは明らかにされていません。なぜ、組織では互恵性が損なわれ、不合理な不均衡が生じるのでしょうか?なぜ、重要なのは努力ではなく、努力と報酬の「不均衡」なのでしょうか?もしも仕事の「量」が大事であれば、重要なのは努力であり、報酬は関係ないはずです。ストレスの潜在的な生理学的指標として知られている毛髪コルチゾール濃度(HCC)を使用したある研究では、仕事の量の大きい労働者のHCCはERIおよび努力と相関しているが、報酬とは相関しないことが示されています。このことから、身体的負荷の大きさを原因とするストレスには、主に報酬よりも努力が関係している可能性があります。
しかし、近年では、努力や報酬だけではなく、両者のバランスが重要であると主張する研究が増える傾向にあります。たとえば、1985年から2005年の間にヨーロッパ6か国で実施された11の独立したコホート研究のデータを使用したメタアナリシスの結果は、職場でERIを経験した人々は、職場で経験したストレスに関係なく、冠状動脈性心臓病のリスクが高いことを示しました。さらに、最近の研究では、努力と報酬のバランスが取れている従業員は、過度の努力をしている従業員と比較して、さらには過剰な報酬を得ている従業員と比較して、仕事への関与が高く、生活満足度が高く、うつ病の症状が少ないことが示されています。ただし、ERIがすべての労働者に同じ影響を与えるわけではないことに注意が重要です。例えば、ある研究は、女性は男性に比べて、仕事を辞める意図に関して、報酬よりも努力に影響を受ける可能性が高いことを発見しました。
しかし、残念ながら、ほとんどの研究は、不均衡がストレスの原因であると決定論的に主張するだけで、この原因を深く掘り下げることを避けています。来週、この問題にもう少し踏み込んでみましょう。
Kokubun, K. (2024). Effort–Reward Imbalance and Passion Exploitation: A Narrative Review and a New Perspective. World, 5(4), 1235-1247. https://doi.org/10.3390/world5040063
國分圭介(こくぶん・けいすけ) 京都大学経営管理大学院特定准教授、東北大学客員准教授、機械振興協会経済研究所特任フェロー、東京大学博士(農学)、専門社会調査士。アジアで10年以上に亘って日系企業で働く現地従業員向けの意識調査を行った経験を活かし、産業創出学の構築に向けた研究に従事している。 この記事のお問い合わせは、kokubun.keisuke.6x★kyoto-u.jp(★を@に変更ください) |
【クアラルンプール】 投資銀行2行はマレーシアの2025年の国内総生産(GDP)
メイバンク・インベストメント・バンクは、強固な内需と、
内需面では設備投資の増加を挙げた。資本財の輸入が増加し、
ホンリョン・インベストメント・バンクは、
(ザ・スター電子版、ベルナマ通信、12月17日)
【クアラルンプール】 クアラルンプール市政府(DBKL)は15日、巡回バス・
ゴーKLは今年1月から、01(緑)、02(紫)、03(赤)、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、12月16日、ビジネス・
【プトラジャヤ】 天然資源・環境持続可能性省は17日、政府車両の電気自動車(
ニック・ナズミ大臣は「EV移行は一度に行われるのではなく、
移行がすべての政府レベルに適用されるのか、
ガイドラインは各省庁、下部組織、政府機関、
政府車両のEV化は、政府のエネルギー移転政策の一環として、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、フリー・マレーシア・
Process From viewing to participating
★1 on 1研修の効用
オンライン研修が、シンガポールのような国では常態化しました。その延長で、筆者と受講者の二人だけという研修の機会が増えました。
受講者としては、他に気を遣うことなく、日頃の不安や悩みを筆者と共有できることから、オンラインというバーチャルな空間でありながらも、現実的な悩みの解決を促すことができます。
★問題はスマホの中
世界中、どの国を見渡しても、庶民の普段の行動様式は一律になりました。街を歩いていても、電車に乗っていても、かつては、読書をしたり誰かと語り合うという場面が見られました。しかし、今はほぼ全員、スマホの画面に夢中です。
寝てる時間以外は、全てスマホです。つまり、現実は本来バーチャルであるオンライン空間にあるだけに、ウエビナーも受講者との親和性がある時代なのかもしれません。
★観るから参加するに深化させる
一方で、バーチャルな空間は「観た」という消極的な姿でも、一応のお墨付きが得られることが難点です。当事者意識の拒否を機械的に受け入れてしまう仕組みが、ウエビナーの難点です。
それだけに、バーチャルな空間が新たな教育の場として定着していかなければいけないとすれば、受講人数も然り、あるいは進め方も然りで、観るだけでお墨付きをもらおうとする受講者をいかに参加を促すかが、ウエビナーそして現代の人間社会の課題とさえ言えます。
湯浅 忠雄(ゆあさ ただお) アジアで10年以上に亘って、日系企業で働く現地社員向けのトレーニングを行う。「報連相」「マネジメント」(特に部下の指導方法)、5S、営業というテーマを得意として、各企業の現地社員育成に貢献。シンガポールPHP研究所の支配人を10年つとめた後、人財育成カンパニー、HOWZ INTERNATIONALを立ち上げる。 【この記事の問い合わせは】yuasatadao★gmail.com(★を@に変更ください) |
【プトラジャヤ】 タイのぺートンタン首相が15、16日にマレーシアを初訪問し、
共同記者会見でアンワル首相は、
両首脳はまた、タイが域内観光推進向けて提案している▽タイ▽
16日に外務省が発表した共同声明によると、
(ザ・スター電子版、ビジネス・トゥデー、マレー・メイル、
【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・
TRXは70エーカーからなり、
新たなオフィスビルは、HSBCマレーシアの本社が入る「
これに対し、経済紙「エッジ」
特に、2019年に完成した高層ビル「エクスチェンジ106」
(ザ・スター、12月13日、エッジ、12月16日)
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは16日、
バージョンは「プライム」と「プレミアム」の2種で、
フロントに搭載された電気モーターは定格出力218PS(
「プライム」は吉利汽車のAegisショートブレード・
プロトンは「e.MAS7」を近い将来、トリニダードトバゴ、